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【支部紹介】日本ドローンサッカー連盟熊本支部

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2022.6.1

日本ドローンサッカー連盟の淡路です、こんにちは。

現在、日本ドローンサッカー連盟では各地に支部を設置し、それぞれがドローンサッカーの普及に努めていただいています。

そんな支部の活動を広く皆さんに知っていただこう!ということで、不定期ですが支部紹介をいたします!

記念すべき第1回目は、熊本支部です。運営するのは熊本県天草市の(株)ドローンムーブさん。ドローンムーブの副社長であり、日本ドローンサッカー連盟熊本支部の副代表である山崎さんにお話しを伺いました。

 


山崎さん

 

 

――山崎さんは元自衛官なんですってね。なぜまたドローンを始めようと思われたのでしょうか。

山崎:そうなんですよ。海上自衛隊のP-3C対戦哨戒機の航空機関士として空を飛んでいました。飛行機から見た夜空や、今まで見たことのない綺麗な景色に心が震えたと同時に、妻や子どもたちにもこの景色を見せたい!って思ったんです。

そんな思いを叶えてくれるのはドローンだな、と。それでドローンを始めました。

 

――なるほど。それでは日本ドローンサッカー連盟熊本支部の運営会社である(株)ドローンムーブについて教えてください。

山崎:はい、ドローンムーブはドローンでの空撮による映像に付加価値をつけたプロモーションビデオの制作、農業分野におけるドローンの利活用事業、ドローンの講習と検定(DPCA DRONEフライトオペレーター講習)の実施、ドローンを活用したイベントを通じて地域社会へ理解を深めてもらう事業などを行っています。

 

――ドローンサッカーのどんなところに魅力を感じますか?

山崎:現代社会において、コロナの影響もあり人と人との交流が少なくなっている中で、ドローンサッカーは年齢問わず楽しめるバリアフリースポーツ。幅広い年代のコミュニティ創出になり、チームで楽しみながらプレーする事でドローン操縦技能向上に繋がるところに魅力を感じていますね。

 

――ドローンサッカーのサークルもあると伺いました。

山崎:サークル活動は2020年1月14日に開始し、現在の登録者数は21名、20代~60代が加入しており、毎週木曜に約2時間ほど練習をしています。

活動地域の旧宮地岳小学校の体育館に、当初は5名で魚のタモでゴールを作成し、2020年7月のドローンサッカー大分大会に出場した事をきっかけに、自分たちでケージを作成し、常設しています。この活動がドローンフライトオペレーター資格取得した方の練習にもなっており、すでに20名が資格取得しています。

 

――本当に幅広い年齢層の21人が所属しているんですね! 

毎月1回の体験会やご高齢者の方々への体験会を実施することで、多くの地域の方々と交流することができ、サークルでは20代から60代の方が加入していただき、地域コミュニティのひとつとなっています。こうした活動を通じて地域コミュニティの活性化につながっていけば……と思っています。

 

――高齢者の方々への体験会も行っていらっしゃるんですか?

はい、わたしたちの活動場所の宮地岳町の人口は約480人、内高齢者である65歳以上は約54%となっており、過疎化が進む地域です。半数以上は高齢者という地域だからこそ、高齢者に『新しい体験をしてもらいたい』という想いで、脳トレーニングにもつながるドローンサッカー®の体験会を2回開催しました。体験者の平均年齢は80歳。通常のものよりも大きなゴールを用意し、そのゴールに通す操縦体験を行いました。

 

 

――素晴らしい取り組みですね! 今後ドローンサッカーをどのように広めていきたいとお考えでしょうか。

まずは月1回のドローン体験会を継続し、集客を増やしながら収益をあげ、移動ケージを購入したいと考えています。そしてその移動ケージで教育機関や福祉施設に訪問したり、複合商業施設でイベントを開催することでドローンサッカー®を広めていきたいと思っています。

 

――最後にひとことどうぞ。

大人になってチームプレイで熱く対戦経験なんて滅多にないと思います。そんな体験を一緒にしませんか? 一緒に熱く対戦しましょう!

ドローンサッカー®を「みんなで、やってみゅうかい!」 (天草弁)

 

――山崎さん、ありがとうございました。

 

 

山崎さんの熱い想い、ひしひしと伝わってきますね。先日開催した【JDSF Official Cup Round1 in OITA】では山崎さん率いるチーム「DRONE MOVE天草」として出場、ドローンサッカー公式20㎝機体SKYKICK(スカイキック)を使用したユースクラスに於いて準優勝を果たすなど、実力も急成長中です。

 

今後も熊本支部の活動にご注目ください!