【大会レポート】JDSF Official Cup Round 4 in OITA(Youth Class)
大会レポート
2023.3.21
日本ドローンサッカー連盟の淡路です、こんにちは。
3月12日、大分県別府市のADEドローンサッカーアリーナでJDSF定期公式戦「JDSF Official Cup Round 4 in OITA(Youth Class)」を開催しました。
参加したのはこの7チーム。
試合は前日のAdvanced Classと同じ、7チームによる予選トーナメントからの敗者復活チームを交えた決勝リーグ戦形式です。
予選トーナメント表
今大会の最年少選手はDRONE MOVE天草ジュニア所属の11歳・太陽選手。
予選トーナメントは、関西勢と九州勢が真っ二つに分かれたカタチになり(抽選で偶然そうなりました)、普段よく試合で当たっているチーム同士での戦いとなりました。
予選ではJDSFランキング第1位の星翔高校無人航空機研究部と同じく第2位のDRONE MOVE天草が順当に勝ち上がり、決勝リーグ戦に進出しました。
敗者復活からは、ええやん!大阪が決勝リーグに。
決勝リーグは全3試合中2試合でファイナルセットまでもつれ込む接戦となり、手に汗握る展開となりました。
~結果~
【優勝】
星翔高校無人航空機研究部
JDSF Youth Classランキング第1位の星翔高校無人航空機研究部がその強さを如何なく発揮し、見事優勝の栄冠を勝ち取りました。
坂本選手「実は緊張で足がブルブル震えていましたが、優勝できてよかったです。戦術面では2機のストライカーのうち1機は自陣のゴールの裏にいて、相手が入ってきた瞬間に飛び出してゴールを決めるということをしていました」
【第2位】
DRONE MOVE天草
岡本選手「ちょっと中途半端な感じで終わってしまいました」
MC「40㎝機体の練習に注力しすぎた?」
岡本選手「……(コクリ)……」
【第3位】
ええやん!大阪
カズ選手「これからもっと練習を積んで、大会でさらにいい成績を残したいです」
この結果をもちまして、2022年度のJDSF Youth Classの年間チャンピオンは、星翔高校無人航空機研究部に輝きました!
\おめでとうございます!/
放課後、毎日集まって部室に自作したゲージで練習していた星翔高校無人航空機研究部。自ら課題を見つけ、それを克服する練習を繰り返していました。その成果がこの「年間チャンピオン」という結果に表れました。
そして今大会においては、ディフェンスを磨いてきたチーム、新しいオフェンスの戦術を考えてきたチームもあり、その駆け引きが随所に見られました。
例えば↓は自陣のゴール前でホバリングするオーソドックスなディフェンスですが、ゴールの少し上に位置取りすることで相手を風のチカラで叩き落す戦術
優勝した星翔高校の坂本選手が言っていた「2機のストライカーのうち1機はゴール裏に潜んで、相手が入ってきたら飛び出していく」という戦術
相手のストライカーがゴールをくぐろうとすると、それを押し戻すディフェンスも見せていました
これからも切磋琢磨して各チームのスキルがアップし、さらなるハイレベルな試合が見られることを期待しています。
参加チームの皆さん、お疲れさまでした!