【大会レポート】JDSF Official Cup Round 7 in KYOTO(class20)
大会レポート
2024.3.15
日本ドローンサッカー連盟(JDSF)の淡路です、こんにちは。
去る3月10日、京都府亀岡市のドローンサッカーアリーナ京都にてJDSF公式戦「JDSF Official Cup Round 7 in KYOTO」を開催しました。今年度最後の京都大会です。
参加したのは7チーム。
ゼルクチェルシーは愛知県のチーム。これまで練習試合には出場していましたが、公式戦は初参戦です。
まずは結果から
優勝:星翔高校BIRD ONE
「今回相方のひよ選手と協力して点数をたくさん獲れてよかったです。今年度はあと1試合、大分大会がありますが気を抜かずにやっていこうと思います」
第2位:Tanu Salmon
「(前回大会に引き続き)4人で戦いましたが、今回も2位ということで非常に悔しいです。来シーズンはしっかり5人で出場して、また優勝を取り戻したいです」
第3位:星翔高校BEE ONE
「今回は3位という結果という結果になりましたが、次は星翔高校で1位と2位を独占したいと思いますので期待していてください。ボロ勝ちしちゃうので」
※ここからはダイジェストで
今大会で公式戦初出場を果たしたゼルクチェルシー。いきなりオープニングゲームで登場しました。
初戦は星翔高校BEE ONE。オープニングゲームということもあり、両チームとも硬さが見られました。第1セットは1-1のドロー。続く第2セットは2-1で取り、ファイナルセットでは0-5で星翔高校BEE ONEをゼロ封。初参戦初勝利を飾りました。
まるで優勝したかのような歓喜! チーム公式戦デビューとして最高の船出となりました。
実力が確実に上がっているeドローンアカデミーとスカイガーディアン
eドローンアカデミーは予選1回戦でTanu Rabbitと対戦。何度も優勝している強豪相手に互角の戦いを見せました。
試合には敗れましたが、第1セットは8-13。高い得点力と強固な守備力を誇るTanu Rabbit相手に8得点は大いに評価されるところです。
スカイガーディアンは試合を重ねるごとにレベルアップしているチーム。この日もTanu Salmon相手に終始試合を支配し、ファイナルセットまでもつれる展開も総得点で制するなど精神的な強さも見せました。
そしてレベルを超越した強さを見せた星翔高校BIRD ONE
前回の京都大会と大分大会を制し2連覇中の星翔高校BIRD ONE。この日も爆発的な攻撃力と密なディフェンスを如何なく発揮。特に予選2回戦のゼルクチェルシー戦では第1セット26-0、第2セットを23-0という今シーズン最多得点(?)を叩き出す強さを見せました。ファイナルリーグ戦では、幾度となく優勝争いを繰り広げたTanu Rabbit相手にエースストライカー・ZARAMEをさげてヤマショー選手がストライカーを務めるなど、選手層の厚さも盤石。みごとな3大会連覇です。
また選手を鼓舞するヘッドコーチの中谷さん・佐々木さんの存在も大きいと感じました。
選手に声をかける佐々木ヘッドコーチ
そして相手への敬意も忘れない星翔高校。ドローンサッカーだけでなく人としても成長を続けるチームです。
中﨑理事の総評
「強くなるためには『普段の練習』に尽きると思うのですが、各チームいろいろと聞いていると細かいテーマを設定して、その課題をクリアする練習をされていますね。ゴールの穴のサイズは30㎝。この小さなゴールにドローンボールを通す精度を磨く練習を皆さん徹底的にされていて、ここ半年くらいのあいだにこのゴールの精度が上がっていると思います。これは上位のチームだけでなく(こんな言い方は良くないかもしれませんが)下位のチームも日本全体でこのレベルが広がっているのが、この1年で成長できた部分だと感じています。これは皆さんがこうして大会に参加して、他のチームの技を見て学んでいけたところがその要因かなと。これからも技術はどんどん進化していくと思っています。そして来年ドローンサッカーワールドカップでは、日本のチームが世界一になれるように皆さんで頑張っていただければと思います」
2023年度の公式大会も3月23日(class40)と24日(class20)の大分大会第6戦を残すのみ。
大分でまた熱い戦いが繰り広げられることを期待しています!