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【大会レポート】JDSF Official Cup Round 1 in KYOTO~class20

大会レポート

2024.5.24

日本ドローンサッカー連盟(JDSF)の山口です、こんにちは。

今回は今年度最初の京都大会となるドローンサッカー定期公式大会

「JDSF Official Cup Round 1 in KYOTO」を開催しました。

 

参加したのは7チーム。

      

【星翔高等学校BIRD ONE】                 【米子北高校ドローンサッカー部】

【星翔高校BEE ONE】                    【SDA RISE】

 

【eドロ―ンアカデミー】                     【京都先端科学大学ドローンサークル】

【Tanu Rabbit】

 

最初に今大会の結果から

今回はリーグ戦を一回行いました。

 

優勝星翔高校 BIRD ONE

ZARAME選手とやましょー選手の狙ったゴールは外さない精密なシュート技術や

ZONE西野選手、BARAM選手、マッスルヘルメット選手の三人から繰り出されるゴールを塞ぐ息の合ったディフェンスで

世界2位の実力を存分に見せつけ堂々たる優勝を果たしました。

 

第2位Tanu Rabbit

スガタ選手とオレンジマン選手の相手のディフェンスをこじ開けるような力強いシュートが特徴的だったTanu Rabbit。

選手は四人でしたが数的不利をものともしないその場の状況によってフォーメーションを変更し他を圧倒!

素晴らしい連携力で準優勝をつかみました。

 

第3位星翔高校 BEE ONE

 

ここからはダイジェストで

 

波乱の展開!?敗者復活戦

 

【SDA RISE vs BEE ONE】

午後の試合は敗者復活戦の第1試合からスタートしました。

1セット目は両者点を譲らない守りの堅い試合となりました。SDA RISEは今回四人での参加でしたがナーセ選手とKTE選手の

連携が相手のストライカーをゴールに寄せ付けず点数を4点まで抑えました。

しかし、BEE ONEも守りが固く4点で抑えられ両者同点!

復活戦は1セット戦のためサドンデスで勝敗が決まることになりました。

先に一点を取ったチームの勝利となるサドンデスに向け両者とも緊張が走り表情も自然と険しくなっていました。

そして両者機体を並べ終わり始まりのコールを集中して待ちます。3.2.1..とここで飛び出してしまったのは

SDA RISEの機体!緊張か、はたまた勝負への焦りかフライングになってしまいBEE ONEに一点追加され

BEE ONEの勝利となりました。

 

 

大学生vs高校生!

 

【京都先端科学大学ドローンサークルvs BEE ONE】

敗者復活戦2試合目。サドンデスを制し勝ち上がってきたBEE ONEと京都先端科学大学ドローンサークルの試合がスタート!

1セットで勝負がつくため開幕から激しいぶつかり合いが始まりました。

始まりの合図から数十秒いまだ点はどちらにも入らない!先にペースをつかむのはどっちか息をのんで見守っていた次の瞬間!

なんとほとんど同じタイミングでお互いに点数を奪った。ようやく入った1点。

しかしそれはお互い様、油断のできない展開が続き試合も中盤にここで京都先端科学ドローンサークルが2点目を追加!

いやいやBEE ONEも追加点を入れる試合も終盤に突入しどちらが勝ってもおかしくない展開!

ここで粘り強く点を追加したのはBEE ONE!生まれた貴重な1点差ここが勝負の分かれ道、

このドラマのような緊迫した展開に会場も思わず静まり返り勝負の行方を見守っています。

両チームゴールまでストライカーが迫る。がここで試合終了!

点数は2-3 最後まで守った僅かな点差により星翔高校 BEE ONEが勝利しました。

 

最も強い力

 

今回の京都大会を振り返ると、様々な魅力ある試合が生まれたこと、そしてその根幹には

選手同士の不思議なつながりがあるのではないかと感じています。

 

今回の大会は世界2位の実力をもつ星翔高校RIRD ONEも参戦しどのチームも注目していました。

ここで感動したのはどのチームも諦めの感情を第一にしないことです。当たり前と思うかもしれませんが、

私は素晴らしいことだと思います。世界2位という肩書だけでもその強さが十分に私には重くのしかかりました。

実際に選手として活動するとわかる相手との力量差、相手のチームにしかできない真似できないもの

それを理解したうえで追いつこうと思ったり、逆に自分たちのチームだけのものを見つめなおしたりそんな努力ができる。

また自身のチームに絶対的な自信が持てることは強くなる第一歩なのだと実感しました。

各チームの強み、輝くものをさらに良いものにしていくという強い意志が皆さんにはあったと思います

参加されたチームの皆様にはこれからもあきらめない強さそれによって生まれる選手同士の絆を大切にしてほしいと思います。

次回の大会で会える日を楽しみに待っています。

選手の皆さんお疲れさまでした