日本ドローンサッカー連盟（JDSF）の山口です、こんにちは。

8月18日今シーズン3回目の京都大会となる、

ドローンサッカー定期公式大会「JDSF Official Cup Round 3 in KYOTO」を開催しました。

 

参加チームは8チーム

　

【星翔高等学校 BIRD ONE】　　　　　　　　　　　 　【星翔高等学校 BEE ONE】

　

【Tanu Rabbit】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【KUASドローンサークル】

　

【D-FACTRY】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【ごっつドローンオオサカ】

　

【eドローンアカデミー】　　　　　　　　　　　　　　　　　  【SDA RISE】

 

初めに今大会の結果から

今大会はリーグ形式の全チーム順位を決定しました。

 

優勝：星翔高等学校 BIRD ONE

京都大会も3回目の開催となりましたが勢いは全く衰えない！

前回大会では見学していた1年生の新入部員が選手として本格的に加入し、

唯一の女子部員であるトゥルーシャ選手は、フィールドプレイヤーもストライカーもこなしていました。

メンバーが変わりながらもそれをものともせず、見事優勝を手に入れました。

 

準優勝：Tanu Rabbit

なんと3名での参加となったTanu Rabbit。

すがた選手が最前線Kou.No1選手が守備に徹しオレンジマン選手が状況を見て攻守を切り替える、

シンプルながらも高度な連携力と味方への信頼が必要となる難しい戦術をとっており、

人数不利をものともせず準優勝をつかみました。

 

3位：eドローンアカデミー

第2回京都大会では準優勝を獲得したeドローンアカデミー。

攻守ともに役割の分担が出来ており、セットごとに戦略をチームに共有する姿がありました。

各個人の高い技術はそのままに前回の大会よりもさらに連携を高めてきたように思います。

敗者復活戦から3位獲得まで上り詰めました。

 

ここからはダイジェストで

 

接戦！？フルセットマッチ

 

【星翔高等学校 BEE ONE vs KUASドローンサークル】

予選トーナメント第3ゲームお互い初戦となります。

始まった第1セット両者初戦ともあり緊張しているのかなかなか得点が決まらない、

大きくリードできずに拮抗状態が続きます。

そのような状況が続きここで第一セットが終了！

第1セットは5対7でKUASドローンサークルが獲得しました。

続く第2セット、星翔高等学校BEE ONEはもう負けられません。

チームBEE ONE選手交代を行っています。

フィールドプレイヤーマスマス選手からRYUSINへと入れ替えてきました。

これが功を制したか⁉星翔高等学校BEE ONE連続で得点を決めている！

第2セットは12対4星翔高等学校BEE ONEがこのセットを獲得し、

セットカウント1対1となり3セット目が行われます。

負けられない最終バトル総得点により引き分けの場合はBEE ONEが勝利します。

始まった第3セット両者順調に点を重ねていく、

またも拮抗状態になっているかと思いきや試合中盤、

KUASドローンサークルのドローンが多く落ち始めた！

機体に限界がきているのかその間にBEE ONEは得点を重ねる。

第3セットは16対７で星翔高等学校BEE ONEがとり、

これによりセットカウント2対1で星翔高等学校BEE ONEが勝利をつかみました。

 

すべてが決まる最終戦

【星翔高等学校BIRD ONE vs eドローンアカデミー】

決勝リーグ最終戦第10ゲーム

3チームの決勝リーグ戦績は

星翔高等学校BIRD ONE　1勝0分0敗　

Tanu Rabbit　1勝0分1敗

eドローンアカデミー　0勝0分1敗　となっており、

このゲームの結果次第ではどのチームも優勝の可能性があります。

そして始まった第一セット先制点はBIRD ONE！

いやいやeドローンアカデミーも入れ返す。

しかし、BIRD ONEの勢いは止まらない！

第1セットは18対14で星翔高等学校BIRD ONEが獲得しました。

追いつめられたeドローンアカデミー

緊張の中第2セットが始まります。

始まった第2セット今度は接戦だ！

どちらもリードを許さないにらみ合いの中飛び出たのは、

星翔高等学校BIRD ONEだ！

第2セット10対12でBIRD ONEの…

なんとペナルティですBIRD ONEに2つのペナルティ

これにより得点改め12対12同点です！

なんという展開eドローンアカデミー首の皮一枚つながりました。

すべてが決まる第3セットがスタートしました。

序盤どちらも譲りません着実に得点を重ねていく両者！

試合中盤ここでBIRD ONEが抜けだし得点差1をつける！

追いかける形となったeドローンアカデミー

まだ勝負はわからない、時間が迫るがゴールにドローンも迫る！

入るか？終わるか？緊張の一瞬。

第3セット得点は13対15！星翔高等学校BIRD ONEの勝利！

これにより2勝0敗の星翔高等学校BIRD ONEは優勝が決定しました。

 

実戦での経験

【日本ドローンサッカー連盟理事　中崎　寛之】

第3回京都大会はまさに各チームの成長を感じられる大会でした。

　

熱い戦いを見せたeドローンアカデミーや3人だけで試合を勝ち抜いたTanu Rabbitなど、

この実践だからこその、駆け引きや緊張感を味わうことでより一層成長していけると思います。

　

練習ももちろん大切ですが、大会でしか得られない経験を皆さんにはどんどん積んでもらい、

強さをもっと磨いていただきたいです。

　

現在日本のチームレベルが上がってきており今までとはまた違うパワーバランスになっております。

どのチームが強くなるのか全く予想できない今こそ日本チームのトップを目指してみてください。

　

次回の大会で会える日を楽しみに待っています。

選手の皆さんお疲れさまでした。