お知らせ

NEWS

【大会レポート】JDSF Ofiicial Cup Round 4 in KYOTO ~class40 challenge3×3~

大会レポート

2024.12.17

皆さんこんにちは日本ドローンサッカー連盟の山口です。

12月14日(土)、公式大会 JDSF Official Cup Round 4 in KYOTOにて、

新ルール【challenge3×3】を初開催致しました。

今回はAUTOBACS SEVEN WORKSも参加し合計4チームでの大会となりました。

午前はエキシビジョンゲームを行い、組み合わせフリーの練習試合で新ルールに慣れていただき、

午後からは総当たりによる激しい優勝争いが繰り広げられました。

 

参加チーム紹介

 

【サイワークス横浜】                【D-FACTORY】

 

【SDA RISE】                    【AUTOBACS SEVEN WORKS】

 

まずは今大会の結果から

 

優勝:AUTOBACS SEVEN WORKS

最強と言われるチームが新ルールにも参戦!

息の合った2ディフェンス。時には3ディフェンスに⁉

challenge3×3ならではのスピーディーな展開を巧みなチームワークで制していき、

見事初開催のchallenge3×3で優勝に輝きました。

 

準優勝:SDA RISE

試合ごとにストライカーを入れ替えながら戦っていたSDA RISE

1人1人の操作技術も高く、試合後に相手チームの戦略を振り返ったりなど、

研究も細かく行っており、成長を続けるチームです。

冷静かつ堅実な戦略で準優勝を掴みました。

 

3位:D-FACTORY

challenge3×3を2人で戦ったD-FACTORY

人数不利ではありますが、役割分担がはっきりしていることで

味方同士のコンビネーションがしやすくなり、challenge3×3では大きな武器となりました。

味方同士しっかり息を合わせ3位となりました。

 

注目の1戦をお届け

 

歴史的記録

【D-FACTORY vs AUTOBACS SEVEN WORKS 】

午後の部総当たり戦第1ゲームで対戦するのは、

D-FACTORY 対 AUTOBACS SEVEN WORKSです。

新ルールによる初めての第1ゲームは自然と緊張感と期待感が高まります。

始まった第1セット!

D-FACTORYは選手2人だからこその完璧な役割分担を行い、自身の役割に集中しています。

対するAUTOBACS SEVEN WORKSは1人ストライカー&2人ディフェンス

堅実に守りを固めています。

ゴリキー選手は、ゴール前にぴったりと張り付きロングシュートを警戒している。

新ルールのスカイフェンスの横の長さは8メートルであり、

class40ではすぐに往復できる距離!

一度守ってもすぐに次の攻撃が行われます。

両チーム激しい攻撃!ここで第1セット終了

得点は4-33でAUTOBACS SEVEN WORKSが第1セットを獲得しました。

なんと初戦第1セットで30点越え!前代未聞の記録が出てしまった!

D-FACTORYにプレッシャーがかかります。

始まった第2セット

AUTOBACS SEVEN WORKSの山口選手のシュートが止まらない!

第1セットで完全に戦術を生み出したのか、とんとん拍子でゴールを潜る!

しかし、D-FACTORYのストライカーウメさん選手も負けていられない!

2対1の不利な状況を技術と粘り強さで切り抜け、

ゴールへとドローンボールを押し込んでいく!

残り時間は10秒!両チーム最後の得点を取りにかかる!

第2セット終了

得点は5-38でAUTOBACS SEVEN WORKSが第2セットを取り

これによりセットカウント0-2でAUTOBACS SEVEN WORKSの勝利です!

なんということでしょう第1セットに続き第2セットでも30点を超え更に40点に近づく大記録

38点が第1試合で生まれました!この得点は今後のchallenge3×3の目標点になりそうです。

D-FACTORYも人数不利の中、着実に点数を増やしており

全員初めてのルールだからこそ、1戦1戦の経験値が大きく

一気に成長するチャンスへとなります。

 

新ルールの醍醐味

【日本ドローンサッカー連盟理事 中崎 寛之】

JDSF Ofiicial Cup Round 4 in KYOTO~class40 Challenge 3×3~は

初の開催でしたが、Challenge3×3の良さが溢れる大会でした。

 

Challenge3×3では3人だからこその難しさや戦術があり、

1人にかかる役割の重要性が大きく,落ちた味方のカバーをどう対応するのかや、

ハーフラインからゴールまでの距離が短くスピーディーな展開で

目まぐるしく変わる戦況をどう把握して味方と共有するのかなど。

class40のスピード感と戦略性を備え、エキサイテイングでエクストリームな

ゲームは、身近で参加いただきやすい形態に進化しました!

 

今大会で生まれた戦術や最高得点38点という記録は次の大会の基準となります。

この基準をもとに様々な戦術や新しい記録が生まれていくと思いますので、

これからも大会に参加して頂きたいと思います。

 

 

次回の大会でお会いしましょう!

選手の皆さんお疲れ様でした。