【大会レポート】JDSF Official Cup Round 4 in KYOTO~class20~
大会レポート
2024.12.17
皆さんこんにちは日本ドローンサッカー連盟の山口です。
12月15日(日)、公式大会 JDSF Official Cup Round 4 in KYOTO~class20~
今回は8チームがエントリーし、機体検査に登録されたドローンボールの数は60機を超える大規模な大会となりました。
午前は予選トーナメントと敗者復活戦を行い、
午後からは決勝リーグ・順位決定戦・ブービー決定戦を行い激しい戦いが繰り広げられました。
参加チーム紹介
【星翔高等学校 BIRD ONE】 【星翔高等学校 BEE ONE】
【呉青山中学・高等学校ドローン部】 【米子北高校ドローンサッカー部】
【eドローンアカデミー】 【ゼルクチェルシー】
【OFTドローン】 【Tanu Rabbit】
まずは今大会の結果から
優勝:星翔高等学校 BIRD ONE
今大会ではZARAME選手が復帰!
変わることのないストライカー技術を発揮しました。
チームのコンビネーション・個人の操縦技術ともに高水準に仕上げ、
全試合を勝ち抜き見事優勝に輝きました。
準優勝:呉青山中学・高等学校ドローン部
前回の大分大会では3位でしたが、
今大会ではライバルの高校生チームが3チームもいる中で、
敗者復活戦を乗り越えチームの絆の強さを見せつけた!
最後まで諦めない情熱で準優勝を手に入れました。
3位:Tanu Rabbit
4名の参加で1名分他チームとの差がある中、
2つのフォーメーションを巧みに使い分け、
ポジションにとらわれない巧みな戦術を見せつけ、
3位を獲得しました。
注目の一戦をお届け
予選で大波乱⁉同門対決
【星翔高等学校 BIRD ONE vs 星翔高等学校 BEE ONE】
午前の部 第3ゲーム対戦するのはなんと
星翔高等学校 BIRD ONE 対 星翔高等学校 BEE ONEです。
早くも予選でぶつかってしまった両者
勝てば4位以上,負けると5位以下が確定してしまいます。
星翔高等学校 BIRD ONEは先輩チームとして負けられない!
始まった第1セット
やはりZARAME選手キックオフシュートを狙っていた!
しかし、BEE ONEも見越していたのかしっかりと対応していくが
これはまさかのガイド!ZARAME選手はガイドをしていた!
崩れたガードの隙間をいっちゃん選手が潜る!
星翔高等学校 BEE ONEも得点を決めシーソー状態に!
どちらが先に抜け出せるのか
ここでゲーム終了得点は14-11
星翔高等学校 BIRD ONEがリードかと思われましたが、ペナルティがあるようです。
なんと星翔高等学校 BIRD ONEにペナルティ4
よって3点を追加し得点14-14まさかの引き分け!
第1セットは全くのイーブン!次のセットは大きな意味を持ちそうです。
緊張感が漂う第2セット
開始早々のキックオフシュート!
星翔高等学校 BIRD ONEの、はなちゃん選手狙っているが、これは失敗。
しかし、これこそが次へと繋がる布石。
間髪入れずにもう1機が飛んでくる!
星翔高等学校 BEE ONEのRYUSIN選手が落ち着いて対応!
しかし、ゴール前は徐々に空いてしまう。
得点が離されて星翔高等学校 BEE ONEは苦しい状態に!
ここからの逆転はあり得るのか!
お互いに攻め切り試合終了得点は18-8
星翔高等学校 BIRD ONEがこのセットを獲得!
10点差をつけられてしまった星翔高等学校 BEE ONEは次のセットで巻き返せるか?
勝つには11点差以上の得点差をつけて、セットを獲るしかありません
運命の第3セットが始まりました。
開幕は同時得点!ほぼ差がなくお互いに1点を取り合います。
これはシーソーゲームになるのか…星翔高等学校 BEE ONEの勢いが失速している!
星翔高等学校 BIRD ONEのマスマス選手やマッスルメット選手のガードが堅い。
これが先輩チームの力なのか、得点はどんどん離れていく!
第1セットの接戦はなかったかのように星翔高等学校 BIRD ONEが圧倒していきます。
ここで試合終了第3セット得点は24ー4星翔高等学校 BIRD ONEがこのセットを獲りました。
これによりセットカウント2-0星翔高等学校 BIRD ONEの勝利です。
第2セットの10点差の2倍の20点差をつけられてしまった星翔高等学校 BEE ONEこれは悔しい。
しかし、この経験こそが次の強さへの材料になっていくので、次の大会に注目です。
勝敗だけがドローンサッカーの楽しみではない
【日本ドローンサッカー連盟理事 中崎 寛之】
今回のJDSF Official Cup Round 4 in KYOTO~class20~は全14ゲームというハードな内容でしたが、
ご参加頂いた選手の皆さんお疲れ様でした。
予想外の試合展開や激戦が多くあり様々な経験ができた大会になったと思います。
大会はもちろん順位が付きますが、ドローンサッカーは、
優勝や世界一位を目指すだけではありません。
もちろん上を目指すことでチームの結束力やドローン技術の向上を狙うのも魅力の1つですが、
様々な方との対戦や、自身の成長を楽しむこともドローンサッカーの魅力です。
他のスポーツと比べて、ドローンサッカーは、学生から社会人、男性に女性と
色んな人が同じように戦うことができて
様々な経験を楽しむことができる。
まさにユニバーサルなスポーツです。
これからも公式大会は京都、大分で開催いたしますが、
認定大会も今年は6回行われており、ドローンサッカーがもっと身近なものになるように
私たちも努力をしてまいりますので、今後も大会へのご参加をお願い致します。
次回の大会でお会いしましょう!
選手の皆さんお疲れ様でした。