【大会レポート】JDSF Ofiicial Cup Round 6 in KYOTO ~class20~
大会レポート
2025.3.29
皆さんこんにちは
日本ドローンサッカー連盟の山口です。
3月23日(日) 公式大会「JDSF Official Cup Round 6 in KYOTO~class20~」が開催されました。
8チームがエントリーし、14ゲームが行われるボリュームたっぷりな大会となりました。
午前は予選トーナメントと敗者復活戦、午後は決勝リーグ・順位決定戦が開催されました。
参加チーム紹介
【星翔高等学校 BIRD ONE】 【星翔高等学校 BEE ONE】
【SDA RISE】 【ごっつドローンオオサカ】
【OFTドローン】 【Shudo Lightning Wings】
【eドローンアカデミー】 【さくら侍】
まずは、今大会の結果から
優勝:星翔高等学校 BIRD ONE
厚い選手層から繰り出される様々な戦術と、個人の高い操作技術
それらを組み合わせた連携力が特徴の、星翔高等学校BIRD ONE!
今シーズンの出場大会の全てで優勝することを宣言して挑んだ今大会。、
見事、優勝を獲得し、今期エントリーした大会の優勝勝率100%を達成しました。
※星翔高等学校BIRD ONEに所属している、3年生選手の、部長「ZONE 西野選手」
キャプテン「ZARAME選手」・ディフェンダー「オニオン西町選手」の3名が今大会をもって学校を卒業します。
今大会優勝で、国内戦3年連続のシーズンチャンピオンを獲得して、有終の美を飾りました。
日本の大会に留まらず、2024年5月の第二回世界選手権大会でもclass20日本代表チームとして、
偉大な準優勝を獲得する功績を残し、日本のドローンサッカーチームに、大きな感動を与えていただきました。
「ZONE西野選手」「ZARAME選手」「オニオン西町選手」3年間の活躍お疲れ様でした!
準優勝:さくら侍
ストライカーの「すがた選手」と「しゅう選手」の連携が輝く、さくら侍!
2人とも小学2年生の選手ですが、ゲームが開始すると一変、成熟した操作技術を発揮します。
攻守のバランスの取れた戦略で、準優勝を掴みました。
3位:eドローンアカデミー
セット間のインターバルタイムでのミーティングが盛んな、eドローンアカデミー!
ストライカーの「猪突猛進ハヤト選手」と「ゴルゴカクマ選手」の勢いのあるシュートは、
次々と相手の守備を突破して得点をもぎ取ります。
チームの実力が一皮むけて進化した感のある 今、勢いのあるチームとして
見事、敗者復活戦を制してファイナルリーグに浮上して3位を獲得しました。
《ここからはダイジェストで》
《白熱の対戦!》
【Shudo Lightning Wings vs OFTドローン】
予選トーナメント第3ゲーム
対戦するのは、Shudo Lightning Wingsと、OFTドローンです。
勝利すれば4位以上、敗北すれば5位以下が確定するという重要な一戦です。
Shudo Lightning Wingsの選手達は終始笑顔でリラックスした面持ち。気合も十分です。
一方、OFTドローンの選手は少し緊張気味ですが、「小田 斉コーチ」を中心に戦略を話し合っています。
第1セット
ゲーム開始とともに、Shudo Lightning Wings の「ZAKU選手」と「Kiwatani選手」がキックオフシュートを狙う!
しかし、OFTドローンのフィールドプレイヤーも素早く守備を固め、陣形が整っています。
しかし、「ZAKU選手」と「Kiwatani選手」の波状攻撃が止まりません!
OFTドローンの陣形が崩れるまで交互に激しく攻め立てます。
OFTドローンのフィールドプレイヤー「なつき選手」「かな選手」「けい選手」の陣形が
段々とバラバラになり、生じてしまった隙を、Shudo Lightning Wingsは逃さず得点を決めます。
ここでセット終了!
第1セット、得点は18-4
Shudo Lightning Wingsが、セットカウントをリードしました。
OFTドローンは、すぐに「小田 斉コーチ」が、選手1人1人にアドバイスを行っています。
第2セット
第2セット開始とともに、Shudo Lightning Wingsの「ZAKU選手」と「Kiwatani選手」が再度キックオフシュートを狙います。
しかし、これを対策していたのがOFTドローンのフィールドプレイヤー!
「なつき選手」「けい選手」「かな選手」が順番にゴール前を塞いで行き、
途切れることなく、ゴール前にドローンボールの壁が出現します。
OFTドローンの守備が強固になり、両チームのストライカーの得点力勝負になりそうです。
一進一退の攻防が続きShudo Lightning Wingsが3点差をつけリードしているが。
Shudo Lightning Wingsはこのまま勝利を収めることはできるのか・・・
ここでセット終了!
第2セット、得点は11-4
Shudo Lightning Wingsがこのセットを獲得し、
セットカウント2-0で、Shudo Lightning Wingsが勝利しました。
Shudo Lightning Wingsの安定した得点力と、
すべてのセットで崩れないディフェンス力が輝いたゲームでした!
《優勝なるか!?ファイナルリーグ最終戦》
【星翔高等学校 BIRD ONE VS eドローンアカデミー】
ファイナルリーグ第10ゲーム
対戦するのは、星翔高等学校 BIRD ONEと、eドローンアカデミー
星翔高等学校 BIRD ONEは、既に1勝を挙げて優勝に王手をかけています。
一方、eドローンアカデミーは、直前のゲームで、さくら侍に敗れており、
このゲームで勝たなければ優勝のチャンスはありません!
星翔高等学校 BIRD ONEが勝てば、その時点で優勝が決まり、
eドローンアカデミーが勝つと、総得点での判定になります。
優勝チームが決定する、緊張のゲームが始まります。
第1セット
第1セット開始と共に、先制攻撃を仕掛けたのは、星翔高等学校BIRD ONE!
「ZARAME選手」と「やましょー選手」が素早い動きでゴールに迫り、
「ZARAME選手」がゴール前を空けそこに「やましょー選手」が飛び込みました!
星翔高等学校 BIRD ONEの、選手個人の技術力の高さはもちろんですが、
一糸乱れぬ固い絆で結ばれた連携力こそが、星翔高等学校 BIRD ONEの最大の武器です。
次々と得点をもぎ取り、eドローンアカデミーを追い込みます。
ここで動いたのは、eドローンアカデミーのストライカー「猪突猛進ハヤト選手」‼
相手チームのディフェンスを回避して死角となるゴール下から一気に浮上してゴール前へ詰め寄ります。
1点を入れ返し、ここから反撃の狼煙を上げることが出来るのか・・・
ここでセット終了!
第1セット、得点は18-12
星翔高等学校 BIRD ONEが、セットカウントをリードしました。
eドローンアカデミーは、悔しそうな表情を浮かべていますが、
すぐにチームメイト同士でミーティングと、ドローンボールの整備を行っています。
第2セット
第2セット、星翔高等学校 BIRD ONEが選手交代!
ストライカーを「やましょー選手」から、「ひよちゃん選手」に交代し、
フィールドプレイヤーは「トゥルーシャ選手」「ZONE 西野選手」から、
「BARAM選手」「マッスルメット選手」に交代しました。
選手を大きく変えた、星翔高等学校 BIRD ONEですが
第2セットはどのような戦術で挑むのか注目です。
第2セット・・・
星翔高等学校 BIRD ONEが先制点を決めました。
「ZARAME選手」のリーサルウェポンである、トップスピードのキックオフシュートが、
ゴールを一直線に潜り抜けて行きます。
一方、eドローンアカデミーのフィールドプレイヤーは
「タンクマン・レジェンド選手」を中心に、体制を立て直し、ゴール前で密集陣形を組んで対抗!
ここからの逆転はあるのか! 白熱する対決に目が離せません。
ここでセット終了!
第2セット 得点は27-12
星翔高等学校 BIRD ONEがこのセットを獲得し、
セットカウント2-0で、星翔高等学校 BIRD ONEが勝利を掴み取り
今大会の優勝とシーズンチャンピオンを確定させました。
《戦略の多様化》
【日本ドローンサッカー連盟理事 大会組織委員長 中﨑 寛之】
今回のJDSF Ofiicial Cup Round 6 in KYOTO ~class20~を通して、
近年は参加者も増えて、実力が均衡した白熱したゲームが増えていることを実感しています。
かつては完封勝利も珍しくありませんでしたが、今ではどのゲームも接戦が繰り広げられるようになり、
大会参加チームの競技技術が向上していることを改めて感じています。
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選手・コーチの皆様、お疲れ様でした。