【大会レポート】 JDSF Certification Cup Round 1 in Yokohama~class20~
大会レポート
2025.6.15
2025年5月31日に神奈川支部である株式会社小俣組主催の
「第44回横浜開港祭~開港を記念する100万人の市民祭り~」
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「 JDSF Certification Cup Round 1 in Yokohama」~class20~ が行われました。
株式会社小俣組は横浜開港祭を初回から協賛しており、
4年前にドローン体験会、3年前からはドローンサッカー体験会を展開しています。
今年の認定大会は、6チームによる総当たり戦で合計15ゲームとなり
翌日には来場者向けの操縦体験会も実施し100名を超える方に体験を頂きました。
【参加6チーム/対戦結果】
・優勝 「AUTOBACS SEVEN WORKS」東京都
・準優勝「SDA RISE」岐阜県
・第3位「サンダーサンダー」神奈川県
・第4位「ひみつきち」神奈川県
・第5位「サイワークス横浜」神奈川県
・第6位「ゼルクチェルシー」愛知県
【開会式】
横浜開港祭実行委員長 永井様
横浜の港を記念する祭りへの参加ありがとうございます。
4年前から小俣組様にはドローン+ドローンサッカー体験を行って頂き、
必須イベントとなっています。更なる盛り上がりで一般客の方にも
ドローンサッカーの魅力を伝えてください。
JDSF中﨑代表理事
9月に世界初のワールドカップが、ドローンサッカー発祥の地の韓国で開催されます。
日本もワールドカップ開催に向け先週大分アリーナで日本代表チーム選抜戦が開催され
日本代表に認定された「AUTOBACS SEVEN WORKS」が
本日行われる、横浜認定大会に参戦しています。
各チームが、練習してきたハイレベルな技能を競い合い、
選手間の交流を増やして、充実した一日にしてください。
【抽選会】
チームの代表が対戦組み合わせを決めるくじ引きからスタート!
【ゲームレポート】
【第13ゲーム 「サンダーサンダー」vs「ゼルクチェルシー」】
「サンダーサンダー」は3月の千葉支部大会で優勝した実績を持つチームです。
月に20回練習するほどの熱意で本日も好ゲームを展開しています。
一方、「ゼルクチェルシー」は隣接する「SDA RISE」とも交流が多いチーム。
前のゲームで発生した機体トラブルにより4機での戦いとなりました。
両チームとも「FIDA World Cup Jeonju 2025 Club challenge」に
エントリーする予定で、この大会はお互いのチームの実力を測る意味合いもありそうです。
ゲーム結果は、1セット目15:6、2セット目14:5と
「サンダーサンダー」が得点力を発揮し勝利しました。
【第14ゲーム 「ひみつきち」vs「サイワークス横浜」】
同じ神奈川支部で交流戦も行う「ひみつきち」と「サイワークス横浜」
大会も終盤に迫る中、師弟対決が行われました。
対戦成績は神奈川支部直轄「サイワークス横浜」が優位をキープしています。
「ひみつきち」のストライカー/ユッキー選手は中学生となり
部活も習い事のバイオリンも多忙となっているとの情報がありました。
両チーム交互にセットを取得し、勝負の3セット目は14:11の接戦で
「ひみつきち」が制して歓喜の勝利を獲得しました。
子ども中心のチーム構成で選手たちは普段の笑顔とは違う、
真剣な眼差しから、これまでに重ねてきた努力が伺えます。
余談ですが前回の交流戦では、副審のジャッジや、ゴールの判定に興味を持ち、
将来は「ストライカーより副審を目指す」新たな目標を掲げる選手もいました。
【第15ゲーム 「AUTOBACS SEVEN WORKS」vs「SDA RISE」】
運命のいたずらか、最終戦は今大会の無敗チーム同士の優勝決定戦となりました。
京都・大分大会、世界選手権も経験している「SDA RISE」には
新人も新たに加え今大会で既に4ゲームとも順調な勝利を収めています。
一方、日本代表「AUTOBACS SEVEN WORKS」は、
World Cup制覇を目指すために集まった最強チーム。
オカピ―選手、ZARAME選手のダブルストライカーは切れ味十分で
どの位置からでもゴールを決める圧倒的な得点力で、
1セットで30点を獲得する力があります。
最強ディフェンダー/ダイヤ選手、オールラウンダー/こうしろう選手、
ムードメイカー/あやねぇ選手のデイフェンスは、螺旋状に布陣してゴール前をカバーしています。
また、相手チームのストライカーが落下すると、グラウンディングで離陸を妨害して
次のシュートに移れないように時間を稼ぐ高度な操作技術も披露!
1セット目は、24:9 2セット目は1:12と大差をつけて
「AUTOBACS SEVEN WORKS」が優勝を決めました。
【表彰式】
ドローンサッカーの大会表彰式は
横浜開港祭の様々なイベントが行われるメインステージでは
終日降り続く小雨模様の中でドローンサッカー表彰式が行われましたが、
表彰中には雨が止み、選手たちを祝福するかのような
大きな虹が横浜の港に架かりました。
一般社団法人 日本ドローンサッカー連盟 代表理事
/FIDA Asian Union President/ 中﨑寛之
ドローンサッカー紹介動画を見て頂き、
「Speed×音×光×衝撃×風圧の体感」
「e-Sportsの要素とRealの融合」
「性別・身体能力問わないBarrier-free Extreme sport」など
様々な魅力を感じて頂けたと思います。
2025年9月には世界初となる『FIDA World Cup Jeonju 2025』が開催され
世界の32ヶ国2,500名のドローンサッカープレイヤーが参加予定です。
選手の皆さん遂に一歩踏み出す時が来ました。今こそ世界に向けて羽ばたきましょう!
これからも日本ドローンサッカー連盟は、競技を通じた成長、仲間を思いやる気持ちの醸成など、
ドローンサッカーが、より豊かな人生に繋がるよう普及活動してまいります。
神奈川支部/株式会社小俣組 代表取締役 小俣順一様
103年目を迎える地元横浜で建設業、有料老人ホーム11棟を運営しております。
100周年を機にドローン新規事業を立ち上げ、ドローンスクール、工事・現場空撮を始めて、
ドローンサッカーと出会い神奈川支部として活動しております。
初のワールドカップでは、本日優勝した「AUTOBACS SEVEN WORKS」には是非とも金メダルを目指して頂き、
日本でも新たなドローン人口を増やして頂きたい。
【集合写真】
選手・コーチ、大会運営関係者の皆様お疲れ様でした。