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【大会レポート】JDSF Official Cup Round 1 in KYOTO class40 Challenge 3×3

大会レポート

2025.7.3

皆さんこんにちは

日本ドローンサッカー連盟の山口です

6月21日(土) 、公式大会 JDSF Official Cup Round 1 in KYOTO

今シーズン初めての「class40 Challenge 3×3 」が開催されました。

6チームがエントリーして総当たりによる優勝をかけた激しいゲームが繰り広げられました。

 

参加チーム紹介

 

【AUTOBACS SEVEN WORKS】         【SDA RISE】

  

【サイワークス横浜】              【アストロスターズ】

 

【misora】                  【さくら侍】

 

まずは今大会の結果から

 

優勝:AUTOBACS SEVEN WORKS

「カイカイ選手」、「ショウタ選手」、「ダイヤ選手」、「ザラメ選手」による

息の揃ったフォーメーションで、鉄壁のディフェンス力を見せました。

ストライカーの「オカピ―選手」の正確無比なシュートは、

次々と得点を積み重ねて行き、見事優勝に輝きました。

 

準優勝:さくら侍

ストライカー「SOSHI選手」の粘り強いシュートが特徴的で

弾かれてもゴールへとひたすらに近づいていきます。

接戦となるゲームもありましたが、最後まで粘り強くリードを守り抜き

準優勝を手に入れました。

 

3位:SDA RISE

守備の「SIM選手」と「GOKU選手」は相手のシュートコースを塞ぐ立ち回りで

ゴール前への侵入をシャットアウトしています。

その間にストライカーの「INO選手」が自らのドローンボールの

破損のリスクを避ける様に相手チームのディフェンスをかわしながら

慎重に得点を積み重ねて行き、完璧な役割分担のチームワークで

3位を獲得しました。

 

《ここからはダイジェストで》

《今大会初の3セットマッチ》

【SDA RISE vs misora】

総当たり戦 第4ゲームでは、SDA RISEmisoraが激突します。

大会初出場となる、misoraは初戦を経て戦術が徐々に形になっていました

一方、前年度最後の大会で準優勝に輝いた、SDA RISE も油断することなく

入念にドローンボールの整備を行い、万全の体制でゲームに臨んでいます。

第1セット

第1セット開始、SDA RISE misoraのストライカーが同時に飛び立ちます。

先制点を奪い、このセットの流れを作り出したのは・・・

SDA RISEのストライカー「INO選手」!

相手ディフェンダーの動きを見極め、フリーになったゴールへと一気に飛び込むプレーは

非常に巧みなものでした。

一方で、misoraのストライカー「しも選手」も果敢に攻め込み

SDA RISEの堅いディフェンスを突破して得点を獲得!

SDA RISEのフィールドプレイヤー「SIM選手」と「スペード選手」は

シュートコースを的確に予測し、相手の得点チャンスを何度も阻止する粘り強い守備を見せます。

ここでセット終了!

第1セットは15-13で、SDA RISEがリードしました。

しかし、ペナルティがあるようです。2点差は十分にひっくり変える可能性があります。

SDA RISEに、2ペナルティ!

これによりまして得点は15-15でまさかの引き分けとなりました。

この時点でフルセットマッチが決定し、両チームともにドローンボールの破損状態を確認し

第2セットに向け、迅速に準備を進めています。

第2セット

第2セットを先制したのは、SDA RISE

「INO選手」は第1セットと同様、冷静にチャンスを見極め、着実に得点を重ねていきます。

徐々に得点差は広がり、SDA RISEが主導権を握る展開に!

misoraの「じゅき選手」と「ちえみ選手」が交互にゴール前を塞ぎ、

カバーし合いますが、SDA RISEの「INO選手」は僅かな隙を逃しません!

ここでセット終了!

第2セットは18-8で、SDA RISEが勝利を収め1セットリードしました。

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第3セット

始まったの第3セット、ドローンボールの損耗が気になりますが

両チームともにフルメンバーで臨むことが出来ました。

先制点はまたしても、SDA RISE

しかし次の瞬間、misoraも意地を見せて同点に追いつきます。。

ここからは互いに譲らない、激しいシーソーゲーム!

得点が動くたびに、会場の熱気は一段と高まっていきます。

残り時間30秒 ーー 得点は14-14!

選手たちの集中力も限界に近づき、ドローンボールのバランスを崩す場面も見られる中…

決めたのは、SDA RISE

更に追加点を決め2点差まで引き離しました。

ここでセット終了!

第1セットは16-14で、SDA RISEがセットを獲得しました。

これによりセットカウント2-0で、SDA RISEが勝利を収めました。

                                                                   

《変幻自在のシュート技術》

【サイワークス横浜 VS AUTOBACS SEVEN WORKS】

総当り戦 第5ゲームでは、前年度最後の大会で優勝を収めた、AUTOBACS SEVEN WORKS

前年度の「Challenge 3×3 (class40)」皆勤賞のサイワークス横浜が対戦します。

ゲーム開始前、サイワークス横浜のメンバーはリラックスした様子で戦術を共有していて

チームの結束を高めている様子が印象的でした。

 

第1セット

ゲーム開始と同時に、class40の力強いモーター音が会場に響き渡ります。

勢いよく飛び出したのはサイワークス横浜のストライカー「金ちゃん選手」です。

しかし、AUTOBACS SEVEN WORKSの「しょうた選手」が的確なポジショニングで

シュートコースをずらし、得点には至りません。

一方、AUTOBACS SEVEN WORKSのストライカー「オカピ―選手」は、

上下の空間を巧みに使用し守備をかく乱させ、次々と得点を重ねます。

サイワークス横浜はここから逆転できるのでしょうか・・・

ここでセット終了!

得点は32-5!

第1セットは、AUTOBACS SEVEN WORKSが獲得しました。

「カイカイ選手」と「ショウタ選手」の息の合ったディフェンスが遺憾なく発揮されたセットでした。

第2セットに向けて両チームは、ドローンボールの修理を行っています。

 

第2セット

第2セット開始とともに、早速「オカピ―選手」のキックオフシュートが、

サイワークス横浜のディフェンダー、「パタン選手」に襲い掛かります。

素早い動きで「パタン選手」のドローンボールをかわし、吸い込まれるようにゴールへと入りました。

先制点はAUTOBACS SEVEN WORKS

その後、サイワークス横浜のストライカー「金ちゃん選手」も、焦りを抑えて

冷静にドローンボールを操作してゴールまで迫ります。

しかし、AUTOBACS SEVEN WORKSの「カイカイ選手」と「ショウタ選手」が、

「金ちゃん選手」に次々と体当たりを仕掛けてゴールへの接近を阻止します。

その間も、AUTOBACS SEVEN WORKSのストライカー「オカピ―選手」のシュートが止まりません!

ここで第2セット終了!

得点は33-2

第2セットも、AUTOBACS SEVEN WORKSが獲得して

セットカウント2-0で、AUTOBACS SEVEN WORKSが勝利を収めました。

 

《実力は練習から》

【日本ドローンサッカー連盟代表理事 大会組織委員長 中﨑 寛之】

今回の大会を通じて、皆さんのドローン操縦技術が飛躍的に向上していることを改めて実感しています。

前年度の大会と比べ、特に今回はドローンボールの大きな破損が少なくて壊さず飛ばす技術や、

メンテナンスを行う技術が向上しており、日々の練習の成果がゲームに表れています。

大会でしか得られない経験を、練習で培った技術と合わせることでさらに皆さんの実力が向上しますので

今シーズンの大会に、是非チャレンジしていってください。

次回の大会でもお会いしましょう!

  

 

選手・コーチの皆様、お疲れ様でした。