【大会レポート】JDSF Official Cup Round 1 in KYOTO class20
大会レポート
2025.7.3
皆さんこんにちは
日本ドローンサッカー連盟の山口です
6月22日(日) 公式大会「JDSF Official Cup Round 1 in KYOTO class20」が開催されました。
今シーズン初めての京都大会であり、10チームがエントリー、全16ゲームの大会となりました。
午前は予選トーナメント、午後は決勝リーグと順位決定リーグ、コンソレーションマッチが開催されました。
参加チーム紹介
【星翔高等学校 BIRD ONE】 【星翔高等学校 BEE ONE】
【星翔高等学校 NOVA ONE】 【AUTOBACS SEVEN WORKS】
【サンダーサンダー】 【SDA RISE】
【misora】 【アストロスターズ】
【eドローンアカデミー ピンクモンスターズ】 【さくら侍】
まずは、今大会の結果から
優勝:AUTOBACS SEVEN WORKS
全てのセットで20点以上を獲得している、AUTOBACS SEVEN WORKS
選手たちはどのポジションでも活躍できるポテンシャルを持ちます。
特にストライカーである「カイカイ選手」と「オカピ―選手」の連携は無駄がなく
お互いを常にカバーしており、守り切るのは困難です。
抜群の連携とそれを可能にする高い技術力で、見事優勝に輝きました。
準優勝:星翔高等学校 BIRD ONE
前年度シーズンチャンピオンであり、高い操作技術を持つ星翔高等学校BIRD ONE!
新年度になり、1年生が入部し、3つ目の後輩チーム「星翔高等学校NOVA ONE」も誕生しました。
ストライカーの「やましょー選手」と「はなちゃん選手」のコンビプレーも洗練されており
タイミングよく交互に攻めていく波状攻撃は、次々と得点を奪っていきます。
マッスルメットマッスル部長を中心にまとまっていて見事準優勝を掴みました。
3位:eドローンアカデミー ピンクモンスターズ
セット間のインターバルタイムでのミーティングが盛んな、eドローンアカデミー ピンクモンスターズ
ストライカーの「ゴルゴかくま選手」と「Air ケイト選手」の勢いのあるシュートは、
相手の守備を正面から突破して得点をもぎ取ります。
チーム名に「ピンクモンスターズ」が加わりチーム名も選手の実力も進化しし続けていて
今大会も躍進して3位を手に入れました。
《ここからはダイジェストで》
《白熱の対戦!》
【サンダーサンダー vs misora】
コンソレーションマッチ、第8ゲーム
対戦するのは、サンダーサンダーとmisoraです。
勝利すればコンソレーションマッチ優勝へと近付きます。
コンソレーションマッチは1セットで決着のため、一瞬も気が抜けない中
misoraの選手達は、リラックスした面持ちで気合も十分!
サンダーサンダーも「菊池 弘光コーチ」を中心にチームで戦術を話し合っています!
セット前半
ゲーム開始とともに、サンダーサンダーの「HIRO選手」と「キューブ選手」がキックオフシュートを狙う!
しかし、misoraのフィールドプレイヤーも素早く守備を固め、陣形が整えています。
両者にらみ合いの中、先に得点を決めたのは、サンダーサンダー!
misoraのフィールドプレイヤー「しのピー選手」「しも選手」「ちえみ選手」の陣形が
バラバラになってしまった隙を、サンダーサンダーは見逃さずゴールを決めました。
ここまでで得点は7-4、サンダーサンダーがリードしています。
このままリードを守り抜けるのかどうか、ゲームの行方はまだわかりません。
セット後半
残り時間も1分30秒、misoraの「すうちゃん選手」と「あんちゃん選手」がゴールを狙います。
双子のストライカーでお団子ヘアーが「すうちゃん選手」、ツインテヘアーが「あんちゃん選手」です。
息ぴったりな同時攻撃で、サンダーサンダーに対応する隙を与えません。
しかし、サンダーサンダーのフィールドプレイヤーも負けていません。
「アッキー選手」「ごつお選手」「ハギパン選手」がぴったりとストライカーをマークし、
同時攻撃に惑わされずに1機ずつ冷静に対応しています。
サンダーサンダーの守備が強固になり、少し辛い展開になっています。
一進一退の攻防が続き、サンダーサンダーが、5点差をつけリードしているが・・・
リードを守りきり、このまま勝利を収めることはできるのか・・・
ここでセット終了!
得点は17-10
サンダーサンダーがこのセットを獲得し、第8ゲームはサンダーサンダーが勝利しました。
サンダーサンダーの安定した得点力と、臨機応変なディフェンス力が輝いたゲームでした!
《優勝なるか!?ファイナルリーグ》
【星翔高等学校 BIRD ONE VS AUTOBACS SEVEN WORKS】
ファイナルリーグ第14ゲーム
対戦するのは、星翔高等学校 BIRD ONEと、AUTOBACS SEVEN WORKS
両チームともにファイナルリーグ初戦で、ここでの1勝は今後の展開に大きな影響を与えます。
優勝に近づくのはどちらのチームなのか、緊張のゲームが始まります。
第1セット
第1セット開始と共に、先制攻撃を仕掛けたのは、星翔高等学校BIRD ONE!
「やましょー選手」と「はなちゃん選手」がゴールへと一直線に迫り、
ゴール前が空くと「はなちゃん選手」が飛び込みました!
星翔高等学校 BIRD ONEの、選手個人の技術力の高さと、日々の練習による連携力こそが
前年度シーズンチャンピオンである、星翔高等学校 BIRD ONEの最大の持ち味です。
一方、AUTOBACS SEVEN WORKSのストライカー「カイカイ選手」と「ザラメ選手」は
ディフェンスを回避して、それぞれ異なる方向からゴール前へ詰め寄ります。
「カイカイ選手」の予測しにくいシュートと「ザラメ選手」の勢いのある正確なシュートが
星翔高等学校 BIRD ONEに次々と襲い掛かり得点を奪っていきます。
ここでセット終了!
第1セット、得点は23-13
AUTOBACS SEVEN WORKSがセットカウントをリードしました。
星翔高等学校 BIRD ONEは、すぐにチームミーティングを行い
次のセットに向けて対策を練り始めています。
第2セット
第2セットAUTOBACS SEVEN WORKSが選手交代!
ストライカーを「ザラメ選手」から、「オカピー選手」に交代しました。
ストライカーを変更した、AUTOBACS SEVEN WORKSですが
選手が交代したことで、戦術も変わってきそうです。
第2セット・・・
AUTOBACS SEVEN WORKSが先制点を決めました。
「カイカイ選手」と「オカピ―選手」の、波状攻撃が綺麗に決まりました。
星翔高等学校 BIRD ONEの「BARAM選手」、「的選手」、「マッスルメット選手」が
翻弄されてしまいゴール前の守備が薄くなっています。
一方、AUTOBACS SEVEN WORKSのフィールドプレイヤーは
「しょうた選手」を中心に、ゴール前で密集陣形を組んでいます。
星翔高等学校 BIRD ONEの「やましょー選手」と「はなちゃん選手」が
激しい体当たりで守備を崩しにかかりますが、ここからの逆転はあるのか!
白熱する対決にギャラリーは目が離せません。
ここでセット終了!
第2セット 得点は23-8
AUTOBACS SEVEN WORKSがこのセットを獲得してセットカウント2-0で勝利を掴み取りました。
《大会での経験》
【日本ドローンサッカー連盟代表理事 大会組織委員長 中﨑 寛之】
今回のJDSF Ofiicial Cup Round 1 in KYOTO class20を通して、
近年は新規のチームも増えて、大会ごとにレベルが上がっています。
ゲーム内容を撮影した映像から分析を行ったり、参加者同士で交流をしていただくことで
全体の技術力の向上に繋がっていると実感しています。
これからも技術とチーム内連携を熟成していってください。
ドローンサッカーは大会に参加頂くことでしか得られない経験や技術がありますので
積極的に大会へ参加して頂き、皆さんでこの競技の未来を創り上げていきましょう!
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選手・コーチの皆様、お疲れ様でした。