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【大会レポート】JDSF Ofiicial Cup Round 2 in OITA  class20

大会レポート

2025.7.10

皆さんこんにちは

日本ドローンサッカー連盟の山口です

6月29日(日)、今シーズン2回目の大分大会である

「JDSF Official Cup Round 2 in OITA  class20」が開催されました。

5チームがエントリーして、全10ゲームの総当たり戦が繰り広げられました。

参加チーム紹介

 

【AUTOBACS SEVEN WORKS】         【サイワークス横浜】

 

【情報科学高等学校ドローンサッカー部】       【JKD】

【Uemura Children】

 

まずは今大会の結果から

優勝:AUTOBACS SEVEN WORKS

ゴール前には「ショウタ選手」が立ち塞がり

ゴールまでの道筋では「ダイヤ選手」が妨害を行う

強固な守備が特徴の、AUTOBACS SEVEN WORKS

熟成されつつあるフォーメーションで、見事優勝に輝きました。

準優勝:情報科学高等学校ドローンサッカー部

高校3年生の選手を中心に構成されている、情報科学高等学校ドローンサッカー部

3年生のストライカー「カンサマ選手」が先行してゴールへ向かい

生まれる隙を、2年生のストライカー「イッセー選手」が虎視眈々と狙います。

安定した得点力を誇り、準優勝を獲得しました。

3位:JKD

チームの雰囲気が明るく、笑顔が絶えない JKD

ゲーム前にはチームメイトが入念なミーティングと戦術共有を重ねて

セット中は常に声を掛け合い、強い連携が特徴のチームです。

日々の練習と大会経験を活かした完璧な連携で3位に食い込みました。

 

《ここからはダイジェストで》

優勝は誰の手に⁉運命の第7ゲーム

サイワークス横浜 vs AUTOBACS SEVEN WORKS

第7ゲーム

対戦するのはサイワークス横浜 vs AUTOBACS SEVEN WORKS

AUTOBACS SEVEN WORKSは、最後のゲームです。

ここまで3戦3勝を挙げており、このゲームを勝利すると優勝が確定します。

一方、サイワークス横浜はここまで2戦2敗であり絶対に負けられない状況!

緊張した雰囲気の中、両チームとも準備が完了!

第1セット

第1セット開始早々、両チーム一斉にフォーメーションを組んで体制を整える中

先制点は、AUTOBACS SEVEN WORKS!が決める!

ストライカーの「カイカイ選手」と「ZARAME選手」の猛烈な攻めにより、

ガードを固めることが出来ません、次々とゴールを決める!

一方、サイワークス横浜もゴール前へと詰め寄りますが、

フィールドプレイヤーの「ダイヤ選手」、「オカピ―選手」、「ショウタ選手」に

何度も弾かれ、思うようなシュートが出来ずに歯痒い時間が流れます。

ここでセット終了!

第1セット、得点は27-3 

AUTOBACS SEVEN WORKSが、セットカウントをリードしました。

目にも止まらない、連続シュートに観客席から拍手が送られています。

 

第2セット

先制点は再度、AUTOBACS SEVEN WORKSが獲得します。

ストライカーの「カイカイ選手」と「ザラメ選手」が声を掛け合いながら

ゴールへ向かう順番や相手の守備状況を共有しています。

一方、サイワークス横浜の「まゆちん選手」、「ゆいさ選手」、「さやか選手」が

ゴール前に集合し、密集陣形で守備を行っています。

3機が次々と入れ替わりながら、ゴール前を守りつつ

相手の得点を獲得するスピードを遅らせています。

ここでセット終了!

第2セット、得点は28-4 

第2セットも、AUTOBACS SEVEN WORKSが獲得!

これにより、セットカウント2-0

AUTOBACS SEVEN WORKSが見事勝利を獲得し

この瞬間優勝が確定しました!

大分県の高校生対決

【情報科学高等学校ドローンサッカー部 vs Uemura Children】

第8ゲーム

大会も終盤となり、ドローンボールの損耗も気になる頃です!

対戦するのは、情報科学高等学校ドローンサッカー部 vs Uemura Children

両チームとも、大分県内にある高校の部活動チームです。

情報科学高等学校ドローンサッカー部は、2戦1勝1敗の成績で

準優勝を狙うには、このゲームはなんとしてでも勝利したい場面です。

一方、Uemura Childrenは、先の2ゲームを全敗しており

一勝を掴むために、ベンチで綿密な話し合いが行われ準備は万端です。

両チームとも勝利を目指して、本気でぶつかり合います

 

第1セット

第1セット開始時、両チームともに快調なスタートを切りました。

情報科学高等学校ドローンサッカー部のストライカー「ヒメ選手」と「カンサマ選手」は、

お互いにタイミングを計りながら、交互にゴールに詰め寄り、ディフェンスを行っていた

Uemura Childrenの「みやこ選手」を翻弄し、次々と得点を獲得しています。

一方、Uemura Childrenのストライカー「あすみ選手」と「みやむら選手」も負けていません!

「みやむら選手」が、相手チームのドローンボールを引きつけ、

その隙に「あすみ選手」が、冷静に1点を奪取!

それぞれ役割を着実にこなし、得点を重ねていきます。

ここでセット終了!

第1セット終了 得点は19-5 

第1セットは、情報科学高等学校ドローンサッカー部が14点差をつけて勝利!

インターバルタイムに入りましたが、両チーム共にドローンボールの損耗が激しく

次セットでのドローンボールのコンデイションが心配な状況です!

第2セット

第2セット開始とともにトップスピードで飛び出した

情報科学高等学校ドローンサッカー部が先制点を決めました。

「かんさま選手」が一切の迷いなくゴールへと向かい、

ディフェンスの隙間を縫って、ゴールを決めました。

しかし、Uemura Childrenの「あすみ選手」も、

ゴール前の僅かな隙間にドローンボールを押し込み、得点を奪います。

情報科学高等学校ドローンサッカー部と、ほぼ同時得点!

これは激しいシーソーゲームになる可能性があります。

得点が入るごとにギャラリーからは、歓声が上がっています。

ここでセット終了!

第2セット終了 得点は24-3

第2セットは、情報科学高等学校ドローンサッカー部 が獲得し、

これによりセットカウント2-0で、情報科学高等学校ドローンサッカー部が勝利し

見事、高校生対決を制しました。

《技術レベルの向上》

【日本ドローンサッカー連盟代表理事 兼 大会組織委員長 中﨑 寛之】

今回のJDSF Ofiicial Cup Round 2 in OITA  class20 を通して

各ゲーム共に高い技術力と詳細に考えられた戦術がぶつかり合う

非常にハイレベルな大会になりました。

日本の技術レベルは年々向上しており、ドローンサッカーの持つ可能性との発展性を強く実感しています。

今後も、より多くの方々に競技大会に参加いただき、様々なチーム同士で切磋琢磨しながら

ドローンサッカーのまだ見ぬ技術や戦術を見つけて頂きたいと思っております。

そのためには、プレイヤーの皆様が多様な戦術・技術に触れて研究、分析しながら成長していくことが、

この競技を極めていく重要なステップになると考えています。

更なるレベルアップを目指して、チャレンジを続けてください。

次回の大会でも、皆様にお会いできることを、楽しみにしています。

 

 

選手・コーチの皆様、お疲れ様でした。