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【大会レポート】JDSF Official Cup Round 3 in KYOTO class40 Challenge 3×3

大会レポート

2025.8.30

皆さんこんにちは

日本ドローンサッカー連盟の山口です

8月23日(土)  公式大会 JDSF Official Cup Round 3 in KYOTO

今シーズン3回目となる「class40 Challenge 3×3 」が開催されました。

7チームによる、優勝をかけた激しいトーナメント戦が繰り広げられました。

参加チーム紹介

 

【AUTOBACS SEVEN WORKS】         【SDA RISE】

 

【サイワークス横浜】             【Star Blazers】

 

【ゼルクチェルシー】            【サンダーサンダー】 

【D-FACTORY】

まずは今大会の結果から

 

優勝:AUTOBACS SEVEN WORKS

「カイカイ選手」・「ショウタ選手」・「ダイヤ選手」・「ザラメ選手」による

息の揃ったフォーメーションは、全てのセットで失点を15点以内に抑えています。

ストライカーの「オカピ―選手」の正確無比なシュートは

リズムを崩さずに安定してゴールを決めて今大会では1セットで『41ポイント』を獲得し

ストライカーダービーチャンピオンにふさわしい実力を発揮して見事優勝に輝きました。

 

準優勝:SDA RISE

ストライカーの「INO選手」は今回も慎重に得点を積み上げていき

非常に安定感のあるゲームコントロールを行い準優勝を獲得しました。

守備の「ゴクウ選手」も前回大会よりも相手チームのストライカーの

行動を予測し、冷静な対処をしておりチームの守備力強化に貢献していました。

 

3位:Starblazers

前大会では、4位でしたが

今大会では、ストライカー「ゆうま選手」の技術がさらに向上しており

予選では全てのセットで20点以上を獲得するなど、急成長しています。

終始攻めの姿勢を崩さず、見事3位を獲得しました。

 

《ここからはダイジェストで》

《驚異の得点力》

【ゼルクチェルシー VS AUTOBACS SEVEN WORKS】

予選トーナメント 第4ゲームでは、AUTOBACS SEVEN WORKS と

「Challenge 3×3 (class40)」2回目の出場となるゼルクチェルシー が激突します。

第1セット

第1セット開始直後、AUTOBACS SEVEN WORKSの「オカピ―選手」が

早々にキックオフシュートを放ち、ゼルクチェルシー のディフェンダー「まやこ選手」の前に迫ります。

上下左右にフィールドを広く使い「まやこ選手」を翻弄し、隙をついて先制点を獲得しました。

一方で、ゼルクチェルシー のストライカー「やまと選手」も冷静に攻め込みますが

ディフェンスの「ザラメ選手」と「ダイヤ選手」の強烈な体当たりを受け

あと一歩のところで、ゴールから引き離されてしまいます。

その間も「オカピ―選手」の連続得点は止まりません!

ここでセット終了!

得点は41-11

これにより、AUTOBACS SEVEN WORKSがセットを奪いました。

初戦から41点という大記録に、会場からは歓声が上がっています。

 

第2セット

ゼルクチェルシー に選手の交代があります。

フィールドプレイヤーの「ようせん選手」と「ひとみん選手」が交代しました。

ここでの交代が第2セットにどの様な影響を与えるのでしょうか…

第2セットも開始と同時に先制したのは、AUTOBACS SEVEN WORKS

ゼルクチェルシー もストライカー「やまと選手」が得点差を埋めるため果敢に攻めていきますが

AUTOBACS SEVEN WORKS の守備が固く、隙がありません。

一方で、ゼルクチェルシー の「ひとみん選手」・「まやこ選手」のディフェンスも連携が取れてきており

ゴール前でストライカーを弾いて守る戦術を行っています。 

残り時間も僅かですが、両チームのストライカーは最後まで全力で得点を狙っています。

ここでセット終了!

得点は37-11

第2セットも、AUTOBACS SEVEN WORKSが制し

これによりセットカウント2-0で、AUTOBACS SEVEN WORKSが勝利を収めました!

《激戦勃発‼》

【Star Blazers vs SDA RISE

ファイナルリーグ 第10ゲームでは、Star Blazers SDA RISE が対戦します。

前回の京都大会で準優勝を手にしたSDA RISEですが

このゲームで勝利すれば、今大会も準優勝を獲得できます。

一方、Star Blazers は予選全てのセットを20点以上を獲得しており

ストライカーの「ゆうま選手」に注目が集まっています。

準優勝をつかみ取るのはどちらのチームになるのでしょうか!

両者ドローンボールのメンテナンスを念入りに進めています。

第1セット

第1セット開始直後、両チームのストライカーが同時に飛び立ちスタートを切りました。

先制点を奪ったのは、Star Blazers のストライカー「ゆうま選手」!

スピードを維持したまま、精密な操作技術でゴールに飛び込みました。

対する SDA RISE のストライカー「イノ選手」 も

ディフェンスがゆるむタイミングを見計らい、堅守を突破して得点を獲得!

息の詰まるシーソーゲームが続きます。

現在、SDA RISE が1歩リードしている状態ですが、Star Blazers はここから逆転できるか…

ここでセット終了

得点は23-21

ギリギリの接戦を最後の最後にひっくり返し、Star Blazers が制しました。

第2セット

先制したのはSDA RISE!しかし、Star Blazers もすぐに同点へ追いつき

一進一退のシーソーゲームが展開され、観客のボルテージも最高潮に達しています。

残り時間1分30秒を過ぎ得点は14-9で、SDA RISE がリードしています。

第1セットと同様、追いかける状況となった Star Blazersであるが

SDA RISE の守備に苦戦を強いられています。

ここでセット終了!

得点は25-17

驚異的な守備で守り抜いてSDA RISE が第2セットを獲得!

これによりセットカウント1対1で第3セットに突入します!

第3セット

ゲーム開始と同時に先制を決めたのは、Star Blazers

しかし、SDA RISE もコンマ数秒の差で得点を入れて追いかけます。

第3セットも壮絶な得点の取り合いになりそうです。

リードを取りたい両チームですが、SDA RISE のフィールドプレイヤー「シム選手」が

「ゴクウ選手」の動きに合わせて隙のない守備陣形を作り上げています。

一方で、Star Blazers も守備が固くゴール前でドローンボールを弾くことで

相手チームのストライカーのシュートまでの時間をかけさせています。

減っていく残り時間と共に、ストライカーにかかるプレッシャーが大きくなっていきます。

これを跳ね除けて勝利するのはどちらのチームでしょうか…

ここでセット終了!

得点は24-24

引き分け!

これによりセットカウント1-1となり、総得点勝負になります。

総得点は70-64!

総得点の4点差が勝負を分けてSDA RISEが勝利して凖優勝をつかみ取りました。

《大会の経験が成長につながる》

【日本ドローンサッカー連盟代表理事 大会組織委員長 中﨑 寛之】

今回の大会を通じて、皆さんの技術レベルの向上を実感しています。

Challenge 3×3を初めて開催したときは、守備はゴール前に張り付き

ストライカーはとにかくゴールを目指すというシンプルな構成のゲームが多く

ドローンの操作精度もそれほど高くない状態でしたが、大会ごとに操作精度が向上しており

それに連動してそれぞれのチームにあった戦術が生まれはじめている状況が見えます。

大会に参加した際に得た経験から戦術を研究されて次の大会に繋げて行かれていることを感じました

これからも様々な大会に積極的に挑戦していってください。

9月には、いよいよ世界初となるワールドカップが開催されます。

日本の技術レベルは向上していますが、他国選手の技術レベルは更に向上しています。

練りこまれた戦略・戦術を持った各国を代表するチームが集まる場である

全てがハイレベルなワールドカップに注目してください!

次回の大会でもお会いしましょう!

 

 

選手・コーチの皆様、お疲れ様でした。