【大会レポート】JDSF Official Cup Round 4 in OITA class40
大会レポート
2025.9.13
皆さんこんにちは
日本ドローンサッカー連盟の山口です
9月6日(土) に、JDSF Official Cup Round 4 in OITA class40 が開催されました。
前半は2チームによる4ゲームが行われ熱戦が繰り広げられました。
後半は「FIDA World Cup Geonju 2025」の開催を記念した特別企画として
ストライカーダービーコンテスト(Super Pilot)が行われました。
参加チーム紹介
【AUTOBACS SEVEN WORKS】 【情報科学高等学校ドローンサッカー部】
まずは今大会の結果から
優勝:AUTOBACS SEVEN WORKS
堅牢な守備が特徴のAUTOBACS SEVEN WORKS
キーパー「カイカイ選手」を中心に「ショウタ選手」・「ダイヤ選手」が
ゴール前で一糸乱れぬフォーメーションを組み上げます。
安定した得点力も強みで、ガイド「ザラメ選手」が先行してゴールまでの道のりを切り開き
ストライカー「オカピ―選手」が巧みな操作技術で相手のデイフェンスをかわしてゴールを決めて行きます。
World Cup前の最後の大会を全勝優勝に輝きました。
準優勝:情報科学高等学校ドローンサッカー部
プレイヤー間のコミュニケーションが活発で息の合った
チームワークが特徴の情報科学高等学校ドローンサッカー部
4名での参加となり数的不利を抱えながらも、ゲーム毎にストライカーを交代したりと、
様々なフォーメーションを試しており、将来を見据えた検証を行いながら
最後まで全力で戦い抜きました。
《ここからはダイジェストで》
《消耗戦》第4ゲーム
【AUTOBACS SEVEN WORKS VS 情報科学高等学校ドローンサッカー部】
第4ゲームはスタートから波乱!
情報科学高等学校ドローンサッカー部はそれまでのゲームでの消耗が積み重なり
「ヒラカワ選手」のドローンボールの修復が間に合わず、3名でのスタートとなりました。
更に開いた数的不利な状況にどの様に対応していくのか!…
第1セット
第1セット開始と同時に飛び出したのはAUTOBACS SEVEN WORKSのガイド「ザラメ選手」!
情報科学高等学校ドローンサッカー部の「マッキー選手」を押しのけ、ゴールへの道を切り開く!
空いたゴールにすかさずストライカー「オカピ―選手」が飛び込み先制点を獲得!
一方、情報科学高等学校ドローンサッカー部のストライカー「レイレイ選手」も積極的に攻め込みますが
デイフェンス陣に阻まれてゴールのタイミングが掴めず得点には至りません!
セット終了!
得点は28-0
第1セットは、AUTOBACS SEVEN WORKSが制しました。
第2セット
ここで、情報科学高等学校ドローンサッカー部に選手交代がありました。
ストライカーを「レイレイ選手」から「ビックラポン選手」
ガイドを「ビックラポン選手」から「レイレイ選手」に入れ替えてきました。
攻撃パターンを変えて第2セットに臨みます。
第2セット開始直後AUTOBACS SEVEN WORKS「オカピ―選手」が先制点!
その後も冷静な操縦で得点を量産し続けています。
一方の情報科学高等学校ドローンサッカー部のストライカー「ビックラポン選手」も
果敢に攻め込みディフェンス陣に弾かれながらも、粘りのシュートを繰り出して
得点差をを徐々に詰めて行きます。
果たしてこのセットを制するのはどちらのチームか!
第2セット終了!
得点は 23-4
セットカウント2–0で AUTOBACS SEVEN WORKSが勝利して優勝を決めました。
第5回:ストライカーコンテスト (Super Pilot)結果
優勝:AUTOBACS SEVEN WORKS
「平山 大煌選手」記録:9point
初めての挑戦となる『Super Pilot』は、各プレイヤーが2回ずつ挑戦できます。
1 回目では多くの選手が4~5ポイントで、最高記録でも8ポイント止まりでしたが・・・
「平山 大煌選手」は2回目のフライトで8ポイントの壁を突破し9ポイントを獲得!
フラッグの際をギリギリまで攻めた綺麗な円旋回や、強靭な集中力を武器に、
第5回ストライカーコンテスト( Super Pilot) 王者に輝きました!
おめでとう!
準優勝:AUTOBACS SEVEN WORKS
「上野 櫂選手」・「岡本 法人選手」記録:8point
準優勝は8ポイントを獲得した「上野 櫂選手」と「岡本 法人選手」
両選手ともに2回のフライトで共に8ポイントを記録しました。
焦って周回すして大きくルートを外してしまい、タイムロスするプレイヤーが多い中、
自ら設定したペースを終始崩さず一定のリズムで周回を繰り返す操作技術と
集中を切らさない精神力の賜物です。
《研究し、成長する》
【日本ドローンサッカー連盟代表理事 兼 大会組織委員長 中﨑 寛之】
今回は得点差が大きいゲームが多かったですが、数的不利やドローンボールの不調などの
トラブルも多く、大変な大会だったと思います。
ドローンサッカーはプレイヤーの人数の差はとても大きくて、
1名が欠けるとその空いたポジションを他のプレイヤーがカバーしなければならず
空間の守備範囲が広くなってしまいますので、その分大きな隙を作ってしまうことになります。
今回の経験を活かして人数を減らさない、ドローンボールを壊さないフライトのしかたや、
人数が欠けた場合でもできるだけ隙間を生じさせないフォーメーション(配置)を研究して頂きたいと思います。
大会ごとに皆さんの技術力は格段に向上しています。
特にフォーメーションの組み方や、チーム内での役割分担がスムーズになってきており
日々の練習の成果が表れていたのではないかと思います。
これからも大会に参加いただき、課題を明確にして対策し、更なるレベルアップを図って行って下さい。
次回の大会でもお会いしましょう!
選手・コーチの皆様、お疲れ様でした。