【大会レポート】JDSF Official Cup Round2 in OITA~アドバンストクラス
大会レポート
2022.7.27
日本ドローンサッカー連盟の淡路です、こんにちは。
昨日レポートした「JDSF Official Cup Round2 in OITA」の2日目。昨日のユースクラスに引き続き、2日目はドローンサッカー®公式40㎝機体を使用した「アドバンストクラス」の部になります。そしてこの日7月24日は、日本記念日協会が認定する「ドローンサッカーの日」です。2年前のこの日、日本で初めて国際基準を満たした常設ドローンサッカー場・ADEドローンサッカーアリーナがオープンしました。
アドバンストクラスの部には5チームがエントリーし、総当たり戦を行いました。
そして今大会には韓国から大韓ドローンサッカー協会のユ・スンヒョン事務局長と、国際委員のソウ・ムンヒさんに大会のゲストとしてお越しいただき、全試合を観戦していただきました。
ユ事務局長は「韓国でドローンサッカーが始まった時は、こんなに立派なアリーナはまだありませんでした。きっと日本のドローンサッカーは韓国のときよりも早く発展するでしょう。そしてこれから両国がもっと仲良くなり、良い関係を維持していけることを願っています」とご挨拶いただいました。
ユ事務局長(左)とソウ国際委員(中央)
エントリーした5チーム
今回も壮絶で白熱した試合が多かったです。
初参戦の「ええやん!大阪」は試合をするのも初めてだそうですが、1セットをもぎ取りみんなで喜びを爆発させていました。チーム競技の醍醐味です。
ハプニングも今まで以上に多かったです。試合終了までに多くの機体が続行不能に陥ったり
激しくぶつかって2機が結合してしまったりしていました。
そんな熱い闘いに大韓ドローンサッカー協会のユ事務局長もソウ国際委員も食い入るように見守ってくださいました。
ときには選手にアドバイスも。
【結果】
優勝 オートバックスセブン
前回大会のチャンピオン、オートバックスセブンが横綱相撲、いやドローンサッカーを見せてくれました。ストライカーの柳川選手の得点能力がアタマひとつもふたつも飛びぬけています。柳川選手は韓国で行われた国際親善マッチでも韓国ドローンサッカー界でその名を知らしめた実力をいかんなく発揮しての優勝です。
準優勝 情報科学高校ドローンサッカー同好会
日本初の高校生による部活チームが大健闘の準優勝です。キャプテンの坪根選手中心に非常にチームワークのよさが発揮されました。今大会で3人いる3年生は引退します。2年半の部活生活、お疲れさまでした。
第3位 DRONE MOVE天草
前回大会第3位だったDRONE MOVE天草が今大会においても第3位となりました。個々の操縦スキルがとても安定している印象です。地元天草のドローンサッカーサークルにはメンバーが20人いるそうです。層の厚さが今後、他チームにとって脅威になっていくことと思います。
全試合を観戦した大韓ドローンサッカー協会のユ事務局長からは「日本のドローンサッカーの未来は明るい」との感想をいただきました。
今年度から定期戦として行われる「JDSF Official Cup」の第2戦。今年は全4戦を開催予定で、第3戦は12月18日を予定しています。
それまでに練習会の「JDSF Challenge Cup in OITA」を月イチのペースで行います。これは公式戦とは違って、練習試合となります。まだ対外試合を経験していなど、実戦経験を積みたいチームにうってつけの大会となっています。大火情報は当ホームページ「大会・体験会情報ページ」で告知しますので、マメにチェックしてくださいね。