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【世界選手権Class40】AUTOBACS SEVEN WORKSチームが4位になりました

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2023.5.24

日本ドローンサッカー連盟の淡路です、こんにちは。

5月20日に開催された「第1回FIDAドローンサッカー世界選手権大会」、午前中はClass20の部が行われ、ええやん!大阪が銀メダルを獲得しました。

午後からは40㎝機体を使用したClass40の部です。このクラスにも日本ドローンサッカー連盟から派遣した4チームが参加しました。

 

予選は4チームによる総当たり戦、上位2チームが決勝トーナメントに進出し、王座を競います。

 

各チーム、機体の調整に余念がありません。ここでの整備が勝敗に影響することがあるためです。

 

各チーム、世界を相手に健闘しました。

 

韓国・中国・アメリカの強豪相手に苦戦を強いられる中、気を吐いたのはAUTOBACS SEVEN WORKSチームでした。

 

実はAUTOBACS SEVEN WORKSチーム、キーパーを務める井優月選手が諸事情により遠征をキャンセル。本来5名で戦うドローンサッカーにおいて、4名で戦うことを余儀なくされていました。

 

それでも順調に勝ちを重ね、予選リーグを見事首位で通過。決勝トーナメントに進出しました。

準々決勝でマレーシアを破ってベスト4入りしたAUTOBACS SEVEN WORKS、決勝を懸けて中国と対戦しました。

 

14‐13で第1セットを奪ったかと思いきや、3つのペナルティーを取られ、14‐15で第1セットを失いました。

 

その後、体制を立て直すことができずセットカウント0‐2で敗戦。3位決定戦にまわりました。

 無念さがにじみ出ています

 

3位決定戦はアメリカです。一番若い選手は15歳という、元々はドローンレースをしていた選手で構成しているチームです。

 

結果は歴然でした。直線的にガイドプレーヤーがAUTOBACS SEVEN WORKSのディフェンスを切り崩し、ストライカーがゴールを決める。このある意味オーソドックスな攻めにディフェンダーが1枚足りないAUTOBACS SEVE WORKSが対応しきれませんでした。

そしてAUTOBACS SEVEN WORKSのエースストライカー・柳川選手の機体のバッテリーも最後まで持たず。完敗でした。

 

結果として4位に終わったAUTOBACS SEVEN WORKSチーム。

 

あと1歩のところでメダルを逃しました。

 

とはいえ、世界の4位です。本来5名1チームで戦うドローンサッカーにおいて、数的不利な4名でここまで戦ったことは十分称賛されるべき成績であると日本ドローンサッカー連盟は考えます。

 

これをもって大会の全日程を終えました。なお世界選手権Class40の優勝は地元・韓国でした。決勝戦は中国を全く寄せ付けることなく完全優勝を果たしました。

 

 

【大会を終えて】

Class20において銀メダルを獲得し、Class40では第4位。100%満足いく結果ではなかったかもしれませんが、世界に日本のドローンサッカーを十分アピールできたと思います。

今回初めて国際大会に出場した3チーム(ええやん!大阪、Tanu Rabbit、SDA RISE)にとっては大きな経験をすることができました。

この大会に参加することによって自分の現在地を知り、今後の飛躍のためにするべきことがよく判りました。

また来年以降に行われる国際大会、そして2025年に行われるドローンサッカーワールドカップに向けて益々精進したいと思います。