日本ドローンサッカー連盟の淡路です、こんにちは。

昨日レポートした12月17日のドローンサッカー公式戦「JDSF Official Cup Round 3 in OITA」、翌日12月18日にドローンサッカー公式20㎝機体「SKYKICK（スカイキック）」を使用したYouth Classの部を行いました。

今回のYouth Classの大会では大阪から星翔高校無人航空機研究部・Fairy salmon・ええやん！大阪も駆けつけ、なんと12チームが参加。過去最高の参加数となりました。

 

試合はトーナメント方式で行いました。

 

試合は1回戦から白熱したものでした。

大阪で優勝経験のある「ええやん！大阪」と前回の大分大会で準優勝した「きっとすき」、大阪大会と大分大会、それぞれ前回大会で優勝している「星翔高校無人航空機研究部」vs「DRONE MOVE天草」という組み合わせは、のっけからハイレベルな戦いとなりました。

 

そして大分の情報科学高校ドローンサッカー同好会と、大阪のFairy Salmonの九州・関西の高校生対決も実現。他に宇佐産業科学高校vs情報科学高校など、高校生同士の対決は見ごたえがありました。

 

この大会の様子は大分県の校長先生方も見守っていました。

 

今大会のトーナメント、本戦は3セット戦って勝負がつかなかった場合は総得点の多い方が勝利です。
しかし敗者復活戦は1セットマッチで行うため、ドローの場合は「サドンデス方式」を採用しました。

つまり先に得点を決めたチームがその時点で勝利。試合が終わります。このサドンデス、いっしむたべたい！大阪（イッシム食いたい！大阪）とOECローリングドローンズの一戦で実現しました。

それはそれはスリリング。会場も大いに沸きました。

 

そしてトーナメントの結果、前回覇者のDRONE MOVE天草と、初戦でDRONE MOVE天草に敗れた前回京都大会の覇者・星翔高校無人航空機研究部が敗者復活戦を勝ち上がって準決勝にコマを進めました。

 

決勝を懸けた戦いは抜きつ抜かれつ。稀にみる大接戦となりました。

 

勝ったのはDRONE MOVE天草。セットカウント1-0という、大熱戦を制し決勝にコマを進めました。

 

そして決勝のもうひとつのチームは1試合1試合しっかりと勝ちを重ねた宇佐産業科学高校ドローンサッカー同好会A。

 

【結果】

 

【優勝】
DRONE MOVE天草

勢いのある星翔高校無人航空機研究部を破ったDRONE MOVE天草。経験値の差が出ました。見事、大分大会連覇を果たしました。

岡本選手「楽に勝てる試合なんて無く、白熱した戦いだったので楽しかったです。そして2連覇できたのが1番良かったです。3月にはAdvanced Classでオートバックスセブンを倒したいと思います！」

 

【準優勝】
宇佐産業科学高校ドローンサッカー同好会A

前回大会が初参加の宇佐産業科学高校ドローンサッカー同好会A。2戦目にして準優勝という偉業を達成しました。その成長っぷりに驚かされました。これからまだまだ伸びしろがあります。次回の戦いも期待が持てますね。

 

【第3位】
星翔高校無人航空機研究部

トーナメント本戦では1回戦負けを喫した星翔高校無人航空機研究部ですが、その後敗者復活戦を勝ち上がっての準決勝進出はあっぱれです。前回大分大会覇者のDRONE MOVE天草相手に大健闘を見せてくれました。

 

参加12チームという、過去最高の参加数で大盛況の中終了した「JDSF Official Cup Round 3 in OITA」。毎回思うのですが、試合を重ねるごとに各チームレベルが飛躍的に上がっていますね。これは観客として観ている側にとって、とても大切なこと。観ててワクワクしたりハラハラしたり、ゴール前の攻防や駆け引きに思わずうなったり。

観て楽しい競技じゃないと広がりませんから。そういった意味で、ドローンサッカーはどんどん面白くなっています。是非もっともっと多くの人にドローンサッカーをプレーしてみていただきたい。心からそう思った1日でした。

 

選手の皆さん、長時間お疲れさまでした！！

 

 

おまけ

宇佐産業科学高校の大躍進の裏には、高校をあげてドローンサッカーに取り組む姿勢にありました。
例えば支援学校に出向いて体験会を開催、自分たちで指導したり

 

宇佐子ども教室で指導したり。

 

こうした活動を通してドローンサッカーの技術もぐんぐん伸びたわけですね。

宇佐産業科学高校の取り組みについては、また後日改めて皆さんにご紹介したいと思います。