ドローンサッカー®とは、韓国発祥の競技で、球状のプラスチックフレームに覆われた専用ドローンボールを使用し、5 対5 で戦う最新戦略型チームスポーツです。サッカーと同じく相手のゴールに向かってスピーディーにドローンを飛ばしたり、自分たちのゴールを守ったり、仲間の援護をしたりとさまざまな動きが必要です。
ドローンサッカー®は、お子様からご高齢者まで年齢や性別を問わずに、「チームで戦術を練り」、「それぞれが自分の役割を担い」、「周囲の動きを見ながら考えドローンを操縦など」、楽しみを共有できるバリアフリーな競技です。また、競技を通じてセンサーレスのドローンボール操縦に習熟することで、ドローンの操縦技術の向上とともに、 家族や企業、学生のサークル、地域のコミュニティなどでの、チームプレイの楽しさとチームワークやコミュニケーションの醸成にも貢献できるものと考えています。
ドローンって難しいイメージがあるけど…実は
○お子様からご高齢者、身体に障がいのある方でも誰でもできる
〇バリアフリー競技
はじめてでも、コツさえ掴めば必ずドローンがうまくなります。
どんな人がドローンサッカーをするの?
- 日本上陸したての新しいスポーツを始めたい
- お仕事でドローン操縦をするために楽しく技術向上したい
- 社員や学生の育成をしたい
- 何かの日本一・世界一を目指したい
- ドローンは初めてだけど楽しそう
ドローンの技術だけではなく、戦略とチームワークで勝ち上がることも可能な競技です。
合計3セットのゲームを終えるころに、ドローンの操縦技術の向上はもちろんのこと、チームワークの向上やチームメイトとの信頼も深まっていることでしょう。
【5人1組 ゴールを潜り抜けた回数が多いチームが勝ち】
5人のプレイヤーでチームを作り「ゴール」が設置された長方形のフィールドの外から「ドローンボール」をコントロールし、時間内に相手チームの「ゴール」を多く潜り抜けたチームが「勝者」
【3分1セット 3セット制】
相手チームの「ゴール」を狙いドローンボールをコントロールしながら自陣の「ゴール」の守備も必要で、テクニック・チームワークもポイントとなる戦略性の高いゲーム
【3分1セット 3セット制】
セットキープ数の多いチームが勝者
引き分けの場合、3分間の延長戦またはPK戦を実施することもある
【インターバル中はメンテナンス 各セット間5分】
セット間のインターバル5分の間に「バッテリー交換」や「ドローンボール」の整備を行う
【公式】ドローンサッカー®トーナメントclass40 Extreme
2019年10月15日制定
2020年2月27日改訂
2023年4月26日改訂
2024年4月1日改訂
2024年4月23日改訂
2024年7月1日改訂
詳しくは「レフリーブック」をご参照ください
スカイフェンス(競技場)
- 四方と天井をネットやワイヤーなどで囲う構造
- 床の底材は、緩衝材を使用する場合、機体を置いた際に1㎝以上沈まない構造とする
- サイズは、短辺7m、長辺16m、高さ4.5~5mとする
- スカイフェンス内に中心線を設ける
- 「スターティングポイント」を競技場の短辺から1.5m以上離し、点か線で表示する
- 「操縦スペース」 はスカイフェンス短辺より2m以上のスペースをとって設置する
ゴール
- ゴール形状は円形とし、外形100㎝(±1cm) 内径60㎝(±1cm)とする
- 視認性の高い色を使用し、照明装置を設置することが可能
- 位置はフィールドの短辺中心且つ、1.5m以上離して、地面より2~3mの高さに設置する
- ゴール面が左右に揺れないように設置すること
広告
- 日本ドローンサッカー連盟が主催する大会においては商業広告禁止(連盟承認分除く)
- ユニフォームはロゴ、商業広告可
ドローンボール規定
- 使用するドローンボールはオートバックスセブンが販売する公式機体を使用すること
- 丸い外骨格で覆う形状で直径40㎝±2㎝とする
※専用のガードを使用すること
※ペンタガード、ボトムガードへの着色は認められない - 装備重量1,100g以下(選手仕訳などの表示分除外)
(試合で使用するBTを装着した状態で測定・ストライカーシール除外・選手仕分けなどの表示除外) - 外骨格の解放面の単一面積が150㎠以下
- 商業広告の禁止
- 所属チームと相手チームのドローンボールは全ての方向で確認可能な色の変更可能LED装置をつけること(赤・青必須)
- ストライカーのドローンボールも他のドローンボールと確実に区別できなければならない
ストライカーとわかるよう期待にストライカーシール・タグを装着すること(競技主催者より支給)(ガイド用シール・タグ必要)
選手規定
- 1チーム最大10名以下で構成する(選手7名以下、コーチ3名以下)
※コーチが選手を兼ねることができる - 選手登録は事前に行うこと
- 選手構成は、「ストライカー1名」「ガイド1名」「リベロ1名」「スイーパー1名」「キーパー1名」とする
- 「操縦スペース」には選手・コーチのみが立ち入ることができる
- 選手総員3名以上でないと、そのセットは棄権負けとなる
- セット中の選手交代や送信機交換は不可
- インターバルタイムは選手交代可能
- 交代する選手が交代する前の選手のドローンボールを使用することができる
- 競技に参加している選手以外は送信機操作禁止(操作時は失格となる)
- 選手は複数のチームを跨いで競技に参加できない。(移籍することは可)
- シーズンにおいて他のチームに移籍することは可能
但し元の所属チームに戻る移籍はできない
※シーズン=(4/1-3/31)
※次のシーズンに元の所属チームに移籍することは可能
選手の装備規定
- 服装は自由であるが、明確にチームメンバーがわかることが必要
(帽子、制服、ベスト、A4サイズ以上の標識いずれか) - 目を守るメガネやサングラスの装着を推奨
- 1人称映像装置着用、携帯が可能
- 予備のドローンボールの準備可(セット中の交換不可)
- 禁止事項
1)相手のプレーを阻害する 「発光装置・電波発信機」 を装着及び携帯すること
2)競技の進行を阻害する「音響関連装置」の装着及び携帯すること
3)競技開始前に、装備の相互確認が義務付けられる
ジャッジメント
- 競技会のジャッジメントは日本ドローンサッカー連盟公式審判員にて行われる
- 主審及び副審にてジャッジし、主審が権限と裁量を持つ
- 主審1名、副審2名で構成する
(得点とペナルティの正確な判定のため副審の数を4人に増員することもできる) - 主審は競技中のすべての選手の観測が可能な場所に位置すること
- 主審と副審のジャッジが不一致の場合は、主審を優先する
- 主審は必要に応じて主催者がジャッジを目的に設置した映像装置での確認を行える。その際の判定は何度でも可能(映像装置が設置されている場合)
- 主審、副審の資格は別途規定に沿って認定される
- 副審は2(4)名設置し、両チームの操縦席と観客席の間に位置しゴールとスコアボードの両方を観察する
- 副審は主審がジャッジできない状況になった場合、主審に変わることができる
競技時間
- 1セット3分ずつ行い 3セット対戦
- セットの進行中は、作戦タイム等は行えない
- セットとセットの間のインターバルは5分とし、「整備」と「作戦タイム」を行うことが出来る
(時間は主審か決定しあらかじめ告知する) - インターバルの中で 「整備」 が間に合わない場合でも時間延長は行わない
- 次のセットに入るとき1チームで選手が3名未満の場合、該当チームは負けとなる
- その際は主審により、次のセットまでのインターバル5分間に3分間を追加できる
- 競技開始10秒前の宣言より、セット終了までは競技を中断できない
(安全上の問題がある場合は主審ジャッジで中断できる) - 安全面から中断した場合、残時間にて競技を再開することができる
無効試合になる場合
- スカイフェンスの崩壊ドローンボールがケージ外に出た場合
- 競技場の施設破損などで負傷者が出た場合
- 停電や運営システムの不具合が発生した場合
プレーの進行方法
- 競技前
1)コイントスで左右の操縦ゾーンの選択を行う 3セット変更不可
2)両チームのキャプテンは、「ゴール」の状態を確認することが出来る - スタートと終了
1)スタート3分前と終了は「音響」にて予告される
2)競技の「スタート・終了」はあらかじめ10秒前の「予備信号」により告知される
3)予備信号は最低各1回以上告知され、回数は増やすことが出来る
4)ドローンボールがスターティングライン、選手が操縦スペースに揃った時点で主審により予備信号が告知される
5)スタートと終了は、予備信号の後、ジャストタイムで手信号と音響で告知される
ポイント
- ポイントの獲得
1)相手チームの「ゴール」に「ストライカー」の「ドローンボール」が通過すること - 連続ポイント制限
1)連続ポイントを抑制するため、ポイントを獲得したチームのすべてのドローンボールがハーフラインより自陣内に戻らなければならない
2)制御不可能ドローンボールは自陣へ戻らなくても可
3)制御が復活した場合は、必ず自陣へ戻らねばならない
4)相手の陣で制御できない状態になった場合は、副審へ申告して操縦スペースから退去すること
5)相手のドローンボールが自陣へ帰ることを意図的に阻み、相手の追加ポイント時間を延ばす行為は可
6)上記規定を遵守できない場合はポイント無効及びペナルティを与えられる -
1)「ストライカー」以外の得点は無効
2)ドローンボールで自陣ゴールを通過又は、留まってはいけない - ペナルティキックの適用
1)競技スタート信号より前に離陸した場合
2)連続ポイント制限規定を破った場合
3)守備を目的に自陣 「ゴール」内に留まった場合
ペナルティ キック
- タイミング:毎セット終了後
- 方法 :「ストライカー」と「キーパー」 の1対1
「ストライカー」はハーフライン、「キーパー」はスターティングポイントにてスタート - 時間 :ペナルティ1回あたり、5秒時間内であれば連続ポイント可(上記連続ポイント規定適応)
ペナルティの得点換算措置
- ペナルティキックを行わず、ペナルティの数を得点に置き換えて得点に変えることができる
- 上記は大会規定で事前に告知される
勝敗
- 1セットで得たポイント数の優勢チームがそのセットを獲得する
- 両チームが同ポイントもしくは無得点の場合は引き分けとする
- 3セットの内、多くセットを持ったチームが勝者となる
引き分け
- 獲得セット数が同一の場合、1回3分の延長戦もしくは、PK戦をおこなう
- 大会規定で引き分け判断の場合、延長戦とPK戦は行わない
PK戦
- ペナルティキックと同様の規定で行う
- 両チーム それぞれ3名実施
反則・不法行為
- 反則と不法行為には警告、セット敗、競技敗、があり同じ競技で3回の累積警告でセット敗となる
- 同じ理由で警告を2回受けた場合、セット敗となる
- 警告について
1)競技選手・コーチ以外が操縦スペースに留まっているとき
2)競技中に審判、相手、観客に対して軽微な非紳士的な行為をしたとき
3)競技中のドローンボールに意図せず身体が接触した場合
4)事前了承無し、整備不良などで意図的に競技を遅延させた場合
5)競技開始の信号前にドローンボールを動かした場合 - セット敗について
1)競技中の選手以外が操作した場合
2)競技中に審判、相手、観客に対して重大な非紳士的な行為をしたとき
3)競技中のドローンボールに手、足、器具等で触れた場合 - 競技敗について
1)故意にドローンボールを利用して他人に脅威を与えるなど安全上の落ち度がある場合
2)競技中に審判、相手、観客に対して深刻な非紳士的な行為をしたとき
以上
【公式・認定】ドローンサッカー®トーナメントclass20
2019年10月15日制定
2019年12月1日改訂
2023年4月26日改訂
2024年4月1日改訂
2024年4月23日改訂
2024年7月1日改訂
詳しくは「レフリーブック」をご参照ください
スカイフェンス(競技場)
- 四方と天井をネット・ワイヤーなどで囲う構造
- 床の底材は、緩衝材を使用する場合、機体を置いた際に1㎝以上沈まない構造とする
- サイズは、短辺4m、長辺8m、高さ3m
- スカイフェンス内に中心線を設ける
- 「スターティングポイント」 を競技場の短辺から1m以上離し線で表示する
- 「操縦スペース」 はスカイフェンス短辺より1m以上のスペースをとって設置する
ゴール
- ゴール形状は円形とし、外径50㎝ (±1cm)・内径30㎝ (±1cm)・ 厚さ10㎝(±1cm)とする
- 視認性の高い色を使用し、照明装置、センサーを設置することが可能
- 位置はフィールドの短辺中心且つ、1m以上離して、地面より1.5~2mの高さに設置する
- ゴール面が左右に揺れないように設置すること
広告
- 日本ドローンサッカー連盟が主催する大会においては商業広告禁止(連盟承認分除く)
- ユニフォームはロゴ、商業広告可
ドローンボール規定
- 使用するドローンボールは、オートバックスセブンが販売する「公式機体」を使用すること
- 丸い外骨格で覆う形状で直径20㎝±1㎝
※専用のガードを使用すること
※TOPガード、ボトムガードへの着色は認められない - 110g以下(専用BTを装着した状態で測定・ストライカーシール除外・選手仕訳などの表示除外)
- 外骨格で覆われていなければならない
- 商業広告の禁止
- 所属チームと相手チームのドローンボールは確実に区別できなければならない
- ストライカーのドローンボールも他のドローンボールと確実に区別できなければならない
- ストライカーとわかるよう期待にストライカーシール・タグを装着すること(競技主催者より支給)
選手規定
- 1チーム最大10名以下で構成する(選手7名以下、コーチ3名以下)
※コーチが選手を兼ねることができる - 選手は事前に登録することが必要
- 選手構成は、「ストライカー2名」 「フィールドプレイヤー3名」とする
※フィールドプレイヤー:ゴールのデイフェンスやストライカーのアシストをするプレイヤーの総称 - 「操縦エリア」 には選手・コーチのみが立ち入れることができる
- 選手総員2名以上でないと、そのセットは棄権負けとなる
- セット中の選手交代や送信機交換は不可
- インターバルタイムは選手交代可能
- 交代する選手が交代する前の選手のドローンボールを使用することができる
- 競技に参加している選手以外は送信機操作禁止(操作時は失格となる)
- 選手は複数のチームを跨いで競技に参加できない。(移籍することは可)
- シーズンにおいて他のチームに移籍することは可能
但し元の所属チームに戻る移籍はできない
※シーズン=(4/1-3/31)
※次のシーズンに元の所属チームに移籍することは可能
選手の装備規定
- 服装は自由であるが、明確にチームメンバーがわかることが必要
(帽子、制服、ベスト、A4サイズ以上の標識いずれか) - 「ストライカー」 とわかるよう機体にリボンを装着すること
- 1人称映像装置着用、携帯が可能
- 予備のドローンボールの準備可
禁止事項
- 相手のプレーを阻害する 「発光装置・電波発信機」 を装着及び携帯すること
- 競技の進行を阻害する「音響関連装置」の装着及び携帯すること
- 競技開始前に、装備の相互確認が義務付けられる
ジャッジメント
- 競技会のジャッジメントは日本ドローンサッカー連盟公式審判員にて行われる
- 主審及び副審にてジャッジし、主審が権限と裁量を持つ
- 主審1名、副審2名で構成する
(得点とペナルティの正確な判定のため副審の数を4人に増員することもできる) - 主審は競技中のすべての選手の観測が可能な場所に位置すること
- 主審と副審のジャッジが不一致の場合は、主審を優先する
- 副審は2(4)名 設置し、両チームの操縦席と観客席の間に位置しゴールとスコアボードの両方を観察する
- 副審は主審がジャッジできない状況になった場合、主審に変わることができる
- 上記 イベント規模によりジャッジは主審 1名 で行うことも可とする
競技時間
- 1セット3分ずつ行い、3セット対戦
- セットとセットの間のインターバルは 5分とし、「整備」と「作戦タイム」を行うことが出来る
- インターバルの中で 「整備」 が間に合わない場合でも時間延長は行わない
- セットに入るとき1チームで選手が2名未満の場合、該当チームは負けとなる
- その際は主審により、次のセットまでのインターバル5分間に3分間を追加できる
- 競技開始 10 秒前の宣言より、セット終了までは競技を中断できない
(安全上の問題がある場合は主審ジャッジで中断できる) - 安全面から中断した場合、残時間にて競技を再開することができる
プレーの進行方法
- 競技前
1)コイントスで左右の操縦ゾーンの選択を行う 3セット変更不可 - スタートと終了
1)スタート3分前と終了はアナウンスにて予告される
2)競技の 「スタート・終了」 はあらかじめ 10秒前の予備アナウンスにより告知される
3)スタートと終了は、予備アナウンスの後、ジャストタイムでアナウンス告知される
ポイント
- ポイントの獲得
1)相手チームの「ゴール」に「ストライカー」の「ドローンボール」が通過すること - 連続ポイント制限
1)連続ポイントを抑制するため、ポイントを獲得したチームのすべてのドローンボールがハーフラインより自陣内に戻らなければならない
2)制御不可能ドローンボールは自陣へ戻らなくても可
3)制御が復活した場合は、必ず自陣へ戻らねばならない
4)相手の陣で制御できない状態になった場合は、副審へ申告して操縦スペースから退去すること
5)相手のドローンボールが自陣へ帰ることを意図的に阻み、相手の追加ポイント時間を延ばす行為は可
6)上記規定を遵守できない場合はポイント無効及びペナルティを与えられる -
1)「ストライカー」以外の得点は無効
2)ドローンボールで自陣ゴールを通過又は、留まってはいけない - ペナルティキックの適用
1)競技スタート信号より前に離陸した場合
2)連続ポイント制限規定を破った場合
3)守備を目的に自陣 「ゴール」内に留まった場合
ペナルティの得点換算措置
- ペナルティの数を得点に置換えて得点に変えることが出来る
- 上記は大会規定で事前に告知される
勝敗
- 1 セットで得たポイント数の優勢チームがそのセットを獲得する
- 両チームが同ポイントもしくは無得点の場合は引き分けとする
- 3セットの内、多くセットを持ったチームが勝者となる
引き分け
- 獲得セット数が同一の場合、1回3分の延長戦を行う
反則・不法行為
- 反則と不法行為には警告を行い2回の累積警告でセット敗となる
- 警告について
1)競技選手以外が操縦スペースに留まっているとき
2)競技開始の信号前にドローンボールを動かした場合
以上
【認定】ドローンサッカー®トーナメントclass40 Challenge3×3
2021年3月2日改訂
2023年4月26日改訂
2024年4月1日改訂
2024年4月23日改訂
2024年7月1日改訂
詳しくは「レフリーブック」をご参照ください
スカイフェンス(競技場)
- レフリーブック「フィールド規定Ⅳ」に定める通り
ゴール
- レフリーブック「フィールド規定Ⅳ」に定める通り
ドローンボール規定
- 使用するドローンボールはオートバックスセブンが販売する公式機体を使用すること
- 丸い外骨格で覆う形状で直径40㎝±2㎝とする
- 装備重量1,100g以下(選手仕訳などの表示分除外)
(試合で使用するBTを装着した状態で測定・ストライカーシール除外・選手仕分けなどの表示除外) - 外骨格の解放面の単一面積が150㎠以下
- 商業広告の禁止
- 所属チームと相手チームのドローンボールは全ての方向で確認可能な色の変更可能LED装置をつけること(赤・青必須)
- ストライカーのドローンボールも他のドローンボールと確実に区別できなければならない
選手とチーム
- 競技に参加するチームは最大5名とし、選手3人以下、コーチ2人以下で構成される
- 「操縦スペース」には試合中の選手・コーチのみが立ち入ることができる
- 選手は3名、ドローンボールは3台とする
- 選手構成は「ストライカー1名」「フィールドプレイヤー2名」とする
※フィールドプレイヤー:ゴールのディフェンスやストライカーのアシストをするプレイヤーの総称 - 選手は1台のドローンボールをコントロールするものとし、従って選手数とドローンボール数は同じとする
- 人数が足りない場合や、ドローンボールに問題が生じた場合は、最低2名以上の選手(ドローンボール)で試合を行うことができる
- 事前に試合開始時刻を告知したにも関わらず、試合開始前にストライカーを含む2名以上の選手が操縦スペースにいない場合、そのチームは試合を放棄したものとみなされる
- 試合の第2セット、又は、第3セットにおいて、セット開始前に2名以上の選手が操縦スペースにいない場合は、そのセットはセット敗とされ、次のセットに向けたインターバルタイム開始が宣言される
選手交代
- 選手交代はセット開始前に行うこと。セットのプレー中に選手交代は出来ない
- 選手リストに登録されている選手であれば交代は可能で、交代回数に制限はない
- 選手リストに登録されているコーチが選手として出場することも可能
交代手順
- 選手交代する場合は、交代する選手を審判に通知しなければならない
- 通知するタイミングは、ドローンボールがスカイフェンスに入る前に審判に申告しなければならない
- 交代選手のドローンボールの重量とマーキングを検査しなければならない
- 交代前の選手が使用していたドローンボールをそのまま使用しても良い
その場合、機体検査は省略される
選手の装備規定
- 服装は自由であるが、明確にチームメンバーがわかることが必要
(帽子、制服、ベスト、A4サイズ以上の標識いずれか) - 目を守るメガネやサングラスの装着を推奨
「ストライカー」 とわかるよう機体にストライカーシール・タグを装着すること(競技主催者より支給) - 1人称映像装置着用、携帯が可能
- 予備のドローンボールの準備可
- 禁止事項
1)相手のプレーを阻害する 「発光装置・電波発信機」 を装着及び携帯すること
2)競技の進行を阻害する「音響関連装置」の装着及び携帯すること
3)競技開始前に、装備の相互確認が義務付けられる
ジャッジメント
- 競技会のジャッジメントは日本ドローンサッカー連盟公式審判員にて行われる
- 主審、副審の資格は別途規定に沿って認定される
- 審判員は主審及び副審で構成し、主審が権限と裁量を持つ
- 主審は競技中のすべての選手の観測が可能な場所に位置すること
- 主審と副審のジャッジが不一致の場合は、主審を優先する
- 主審は必要に応じて主催者がジャッジを目的に設置した映像装置での確認を行える。その際の判定は何度でも可能(映像装置が設置されている場合)
- 副審は2名設置し、両チームの操縦席と観客席の間に位置しゴールとスコアボードの両方を観察する
(得点とペナルティの正確な判定のため副審の数を4人に増員することもできる) - 副審は主審がジャッジできない状況になった場合、主審に変わることができる
競技時間
- 1セット3分ずつ行い 3セット対戦
- セットの進行中は、作戦タイム等は行えない
- セット間のインターバルは、すべての選手のドローンボールが改修された後に5分間が宣告され、「整備」と「作戦タイム」を行うことができる
(時間は主審か決定しあらかじめ告知する) - インターバルの中で 「整備」 が間に合わない場合でも時間延長は行わない
- 次のセットに入るとき1チームで選手が2名以上いない場合、該当チームはセット敗となりその際は主審により次のセットまでのインターバルを宣言し、さらに3分間を追加して付与できる
- 競技開始10秒前の宣言より、セット終了までは競技を中断できない
(安全上の問題や公平な競技が継続できない場合は主審ジャッジで中断できる) - 中断後に上記が改善した場合、残時間にて競技を再開することができる
競技の進行方法
- 競技前
1)コイントスで左右の操縦ゾーンの選択を行う ※3セット変更不可
※主催者側からあらかじめ試合毎の操縦スペースを定めることもできる
2)両チームのキャプテンは、ゴールの状態を確認することができる - スタートと終了
1)スタートと終了は音響もしくはアナウンスにて予告される
2)競技のスタート・終了はあらかじめ10秒前の予備信号もしくはアナウンスにより告知される
3)上記は最低各1回以上告知され、回数は増やすことができる
4)ドローンボールがスターティングポイント、選手が操縦スペースに揃った時点で主審により予備信号もしくはアナウンスが告知される
5)スタートと終了は、予備信号の後、ジャストタイムで手信号もしくは音響で告知される
ポイント
- ポイントの獲得
1)相手チームのゴールにストライカーのドローンボールが完全に通過すること
2)ゴール裏側からのゴールは認められない - 連続ポイント制限(オフサイド)
1)連続ポイントを抑制するため、ポイントを獲得したチームのすべてのドローンボールはハーフラインを完全に超えて自陣内に戻らなければならない
2)相手の陣で制御できない状態になった場合は、副審に申告して操縦スペースから退去(リタイヤ)すること
3)相手のドローンボールが自陣へ帰ることを意図的に阻み、相手の追加ポイント時間を延ばす行為は可
4)上記規定を遵守できない場合はポイント無効及びペナルティを与えられる - 1)オフサイド状態の特典は無効且つ、ペナルティを与えられる
2)ドローンボールで自陣ゴールを背面から前方に通過したり、ゴール内部の背面を超えて留まってはならない
ペナルティの適用
- 競技スタート信号より前に離陸した場合(この場合は即座に相手チームに1得点が付与される)
- オフサイド規定を無視して連続得点を行った場合
- ドローンボールで自陣ゴールを背面から前方に通過したり、ゴール内部の背面を超えて留まった場合
ペナルティキック
- タイミング:毎セット終了後
- 方法:「ストライカー」と「キーパー」 の1対1
「ストライカー」はハーフライン、「フィールドプレイヤー」はスターティングポイントにてスタート - 時間:ペナルティ1回あたり、5秒時間内であれば連続ポイント可(上記連続ポイント規定適応)
ペナルティの得点換算措置
- ペナルティキックを行わず、ペナルティの数を得点に置き換えて得点に変えることができる
- 上記は大会規定で事前に告知される
以上